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アメリカ宇宙軍が公式ロゴマークと標語を発表「常に超越」

カラパイア

アメリカ宇宙軍の公式ロゴマーク

 7月22日(現地)、「アメリカ宇宙軍」の公式ロゴマークと標語が発表された。

 2020年1月、ロゴマークの候補画像が明かされ、それがスター・トレックに登場する艦隊「スター・フリート」の記章に酷似していると話題になったことがあるが、今回、正式にロゴマークが発表となった。

 またロゴに伴う標語も発表となった。その標語は日本語で表現するなら「常に超越」だ。

アメリカ宇宙軍の目的


 発表となった標語はラテン語で「Semper Supra」、英語で「Always Above」で、日本語で置き換えるなら、「常に超越」もしくは「常に上へ」といった意味だ。

 宇宙軍のツイッターによれば、このモットーは「宇宙でアメリカの自由を確立・維持・防衛する作戦における宇宙軍の役割」を象徴している。


 新しい公式ロゴは組織の目的をよく表現しており、このロゴは宇宙軍のブランドイメージとして広報活動にも使用される。

 今後宇宙軍として活動してもらう人材を募集を広く募集する予定で、このロゴと標語をあちこちで見かけることになるだろう。

宇宙の脅威からの防衛


 公式ロゴマークは、銀のラインで描かれたデルタ形シンボル。スター・トレックからの盗用疑惑が囁かれたデルタ形だが、アメリカ軍がこれを採用したのは1961年以来のことであるらしく、「アメリカ空軍と宇宙軍の伝統に敬意を払う」ためのものであるそうだ。

 シンボルを縁取る銀のラインは、「あらゆる敵ならびに宇宙の脅威からの防衛」を象徴したもの。さらにその内側の黒い部分によって、「広大な深宇宙の闇」が表現されている。

 内側に配置された4つのデルタ形は、「宇宙でのミッションを援護する友軍――すなわち空軍・陸軍・海軍・海兵隊」を表しているとのことだ。

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 アメリカ宇宙軍は2019年12月に正式に設立された新たなる軍種である。

 最高責任者として初代のアメリカ合衆国宇宙軍作戦部長(Chief of Space Operations, United States Space Force)には、アメリカ宇宙軍(統合軍)司令官兼任でジョン・ウイリアム・レイモンド)大将が任命された。

 行政機構として、アメリカ海兵隊と海軍省の関係をモデルにし、空軍長官/空軍省の監督下に置かれる。軍のトップは宇宙軍作戦部長(Chief of Space Operations)とし、大将を充てる。


日本でも宇宙作戦隊が新編される


 ちなみに日本でも、「宇宙作戦隊」が2020年5月18日、航空自衛隊府中基地に防衛大臣直轄部隊として新編された。

 宇宙作戦隊は、JAXAやアメリカ宇宙軍と協力し、宇宙空間の常時監視体制を構築することを目的としており、スペースデブリや他国の人工衛星等が日本の人工衛星に影響を及ぼさないかの監視や日本の人工衛星を他国からの攻撃や妨害、それに宇宙ごみから守るための「宇宙状況監視」を行う。

 他にも、電波妨害や不審な人工衛星や高度約3万6千キロの静止軌道の監視、隕石監視も行なう予定だそうだ。

 本格稼働は2023年(令和5年)度の予定。また、JAXA、米軍と互いに情報を共有するシステムも、2023年度から運用が始まる予定だそうだ。

 宇宙作戦隊のロゴマークとかも見てみたいな。

References:spaceforce/ written by hiroching / edited by parumo

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