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ものすごく火星が身近に感じるよ。高解像度で見る火星の地表

カラパイア

高解像度で見る火星の地表
高解像度で見る火星の地表 image by:youtube

 SFの舞台にもなる火星は、私たちにとって最も親しみがある地球型惑星だ。

 古くから人々のロマンをかき立ててきた赤い星は、200年以上も前に作家H・G・ウェルズが想像した火星人など「異星で繁栄する知的生命体」のイメージの源でもある。

 こんなになじみがあるわりに人類未踏という事実にもあらためて驚かされるが、このたびNASAが公開した火星の景色はとんでもなく鮮明で、なんならその場に降り立ったような気分になってしまう。

 オポチュニティキュリオシティなどの探査機が撮りためた記録をつなぎ合わせた圧巻の高解像度ムービー。見るだけでわくわくする火星の眺めを堪能しよう。

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火星探査機たちが撮り溜めた画像を一枚に


 これらの画像は火星探査機スピリットとオポチュニティとキュリオシティの高性能カメラがとらえた画像をつなぎ合わせたもの。

 また、たまに見える黒い部分は撮りきれなかった領域だ。合成の際にそれらをすべて除くことはできなかったが画質の維持にはかなり気を配ったという。

1. ゲールクレーター
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クレーター内部
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 キュリオシティが撮影したクレーター。この窪みはなんと直径154kmもあり、内部には砂漠のような場所がある。

2. ルブアルハリ
スクリーンショット-(1358)_e

 オポチュニティが撮影したエンデュランスクレーターから2kmの地点。その名の由来であるアラビア半島の砂漠によく似た景色にオポチュニティの轍(わだち)が写りこんでいる

3. メリディアニ平原
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 オポチュニティが調査した場所。ここでは過去に水が存在したことを裏付ける痕跡が見つかった。




4. カーボベルデ(ベルデ岬)
スクリーンショット-(1365)_e

 メリディアニ平原内のビクトリアクレーターの縁にある岬。まるでさざ波が立っているような地面が美しい。

5. サンタマリアクレーター
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 メリディアニ平原内にあるクレーター。この画像は岩石や土壌などの質の違いを際立たせるために、特定の波長をカットする干渉フィルターを使って撮影したもので実際とは異なるそうだ。

6. マラソン渓谷
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 オポチュニティがエンデバークレーターの調査の時にたどり着いた場所。その際、オポチュニティの火星での走行距離が42.195kmに達したことからマラソンの名がついたそうだ。

7. ジョン・クライン
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 ゲールクレーターのイエローナイフ湾内にある岩石。キュリオシティが初めてドリルを使ってサンプルを採取した場所でもある。

8. グレントリドン
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 ここはゲールクレーター内のアイオリス山(シャープ山)の斜面に位置するグレントリドンと呼ばれる場所。

スクリーンショット-(1383)

 このパノラマ風景はキュリオシティが2019年の11月24日から12月1日にかけて、撮影した画像1000枚を組み合わせたもので、拡大にも耐える高精細仕様。キュリオシティ本体もちょっとだけ写りこんでるぞ。

9. ピリンガーポイント
スクリーンショット-(1438)_e

 エンデバークレーターの西にあるこの地点は、オポチュニティがたどり着いたクレーター全体を見渡せる絶好のパノラマポイント。ただ色は強調されているので実際とは少々異なるようだ。

10. ナミブ砂丘
スクリーンショット-(1441)_e

 ナミビアにある同名の砂漠にちなんだ場所でキュリオシティが自撮り。でも自撮り棒も見えないしどうやって?と謎に思う人もいそうだが、キュリオシティがロボットアームを巧みに使って撮影したものをスタッフたちがうまく組み合わせたのだ。

参考:キュリオシティの自撮り写真の作り方
Curiosity rover on Mars takes selfies

11. バーンズクリフ(燃える崖)
スクリーンショット-(1448)_e

 オポチュニティが撮影したエンデュランスクレーター内にある急傾斜の地層。くっきりした縞模様が特徴的な場所だ。

12.ロックネスト
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 ゲールクレーター内にある石がいくつも露出している場所。キュリオシティはここで土壌サンプルを集めた。

13.イエローナイフ湾
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 キュリオシティが調査に向かった盆地のような場所。研究の結果、これらの岩層にかつて液状の水が存在した痕跡が認められた。

14.ナミブ砂丘
スクリーンショット-(1455)_e

キュリオシティも何気に写り込んでるよ
スクリーンショット-(1456)_e

 再び登場したナミブ砂丘。ここはアイオリス山(シャープ山)の北西に位置するバニョルド砂丘群の一部だという。

15.ヴェラルービン隆起
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 キュリオシティが1年以上も探索したヴェラルービン隆起は、アイオリス山(シャープ山)の尾根にあたる。調査の結果、ここにある岩や堆積物が古代の湖の痕跡を残していたという。


ライブ配信の課題はデータの転送速度


 NASAのもとには、探査機のカメラを使ったライブ配信を求める声も寄せられるが、最大の課題は地球までのデータ転送速度にある。

 より都合が良い速度は、地表を走る探査機と火星の周回軌道を巡る探査機リコネサンスとの接続で得られる2メガビット毎秒だが、この接続は火星の1日のうち8分間程度しか維持できない。

 そんな調子では時間がかかりすぎて現実的とはいえない。また、動くものが無い火星での動画撮影は意味がなく、画像を送ったほうが理にかなっているそうだ。

 でももし可能なら到着した探査機の生中継とか見てみたいかも。あと、このダイナミックな光景を360度まるっと見渡せるVRとかもあったら、地球にいながら火星旅行の気分に浸れそうだよなー

References:boingboing / kottke / thisiscolossalなど /written by D/ edited by parumo

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