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デュエットソング「magnet」は禁断の同性愛を描いた楽曲!?

UtaTen

デュエットソング「magnet」は禁断の同性愛を描いた楽曲!?

流星Pは歌い手トゥライとしても活躍





『magnet』は、ボカロPの流星Pが13番目に投稿したオリジナル楽曲です。

デュエット動画として制作されたこの楽曲は、初音ミクと巡音ルカの2人が歌っています。

流星Pが制作した他の楽曲の中では『Soar』『RIP=RELEASE』が有名ですね。

どの楽曲もボーカロイドの人気が出始めた初期にしては、異常なまでに調教(音声ソフトの発音を人間が歌っているかのように編集・調整すること)されていることが特徴です。

また、流星Pは歌い手トゥライとして別名義でも活動しており、主にボーカロイドの歌ってみた動画を投稿しています。

そちらでは『炉心融解』という楽曲の歌ってみた動画が人気です。

楽曲の序盤では、思いも寄らない形で湧き上がった恋心を「火」「熱情」や「蝶」「鱗粉」に例えて歌っていると読み取ることができます。

『magnet』は女性2人の同性愛を描いている?





楽曲は終始愛し合う名無しの2人の様子と葛藤が描かれます。

序盤の歌詞は「絡み合う指」「唇から舌」などと比較的ストレートな言葉なため、解釈は容易です。

その中でも「許されない事ならば」と歌われている部分が印象的です。

許されないこととは、なんでしょうか?

この意味の捉え方によって『magnet』の主題の意図が変わってくるように思えます。

個人的には、女性2人のデュエット、そしてジャケットに描かれたアップの二人の距離から考えて同性愛、特に女性同士の許されない恋愛ではないかと解釈しています。

このような解釈は楽曲中であえて明言されておらず、男性同士の恋愛だったり、男女の不倫を描いている……など、様々な捉え方ができます。

共依存から生まれる愛





2番の歌詞では「束縛して」「執着を見せつけて」など、共依存している様子がうかがえます。

このことから、すでに2人はお互いがいないと耐えられないくらいに好意を伝えあっていると考えられます。

「行けるトコまで行けばいいよ」という言葉の響きは、前向きなものでなく「堕ちるところまで堕ちてしまえ」といった自暴自棄な印象を感じます。

また、このネガティブな願いは、楽曲のラスト前の歌詞「“大丈夫”と囁いたあなたも泣いていたの?」からも読み取ることができます。

お互い泣きながら慰め合っている情景を想像してみると、悲しくも儚げで美しい、切ない気持ちにさせられます。

ラストで明かされる「あなた」以外の存在





この楽曲と2番とラストのサビで繰り返されるのが「誰よりも大切なあなた」です。

「誰よりも」とは、一体誰を示しているのでしょうか?

歌詞に散りばめられたネガティブな言動や投げやりな態度から想像を膨らませていくと、二人には愛し合うべき存在が別にいるのではないでしょうか。

そうありながらも、惹かれ合ってしまった展開を想像することができます。

あくまでも個人的な解釈ですが、お互い異性の恋人がいる2人が同性愛に目覚めてしまい「普通の恋愛」に戻れなくなってしまう。

そんな楽曲であるように読み取ることができました。

本楽曲は意味深な言葉や存在が多く示されているだけに、視聴する人によって色々な捉え方があるかと思います。

記事を読んで興味が湧いた方は、ぜひ聴いてみて自分なりの解釈をしてみてください。


TEXT 空野カケル

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