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「私たちの家族になってください!」駐車場をさすらい飼い主を求めていた2匹の野良犬が保護されるまでの物語

カラパイア

人間の家族が欲しかった2匹の野良犬
人間の家族が欲しかった2匹の野良犬の物語 image credit:Leslie Hennings/Facebook

 野良犬として生まれ、路上での生活を全うする犬もいれば、人間の愛情を欲し、ちぎれんばかりに尻尾を振って、家族を求め続ける犬もいる。

 アメリカのテキサス州で、2匹の野良犬が飼い主を求めて、ファストフードの駐車場にやって来た客の車に駆け寄り、必死で乞うような姿が捉えられた。

 心打たれた人が、撮影した動画を動物権利活動家に送ったところ、親切が輪となって、この2匹を保護施設へ引き取りたいという人が現れた。『Go Animals』などが伝えている。

「家族になって」訴えるように近寄って来た2匹の野良犬


 テキサス州に住むデスティニー・ヴァスケスさん(18歳)は、ファストフード店の駐車場で2匹の野良犬が、人を恐れることなく近付いて来て何かを訴えるようにしている姿を見て、心を打たれた。


 2匹の姿を撮影したデスティニーさんは、母のジェシカ・マリンさんにそれを見せた。

 ジェシカさんは、過去に野良の動物たちを数多く救ってきた動物愛好家で、すぐに2匹がいたというファストフード店に直行し、店の1人からもう長い間2匹がそこにいることを知った。


心やさしい人たちの親切の輪が広がり2匹は保護される


 ジェシカさんは、2匹をなんとか保護してあげたいと、娘が撮影した動画と複数の写真を動物権利活動家のレズリー・ヘニングスさんのもとへ送った。

 2匹に永遠の家を見つけてあげてほしいと願うジェシカさんの思いに感動したレズリーさんは、早速Facebookで救済団体と里親ネットワークにヘルプを求めた。

2匹は、車に乗っている人に「どうか自分たちを飼ってほしい」と懇願していたようなのです。でも、誰にも拾ってもらえず、もう数週間になるようです。2匹は互いの存在しかないため、一緒に保護される必要があります。

 このレズリーさんの投稿を見たアナ・テランさんという人が、レズリーさんに連絡を寄せた。

 アナさんは、ヒューストンに本拠を置く動物救済組織『Animal Aid Brigade』のボランティアで、すぐに車を借りて南部ヒューストンから犬がいるブラウンズビルまで走った。


永遠の家が見つかるのを待っている2匹


 6月17日、アナさんが現れた時、2匹の犬は喜びを露わにした。きっと、誰かにこうして自分たちの存在を気付いてもらえる時をずっと待っていたのだろう。

 犬は、アナさんが安全であると悟ったようで、保護された車の中でも落ち着いた様子で、幸せそうに眠っていたという。



 2匹は、無事にヒューストンの動物保護施設へと連れて来られた。もう、行き交う車に訴える必要はない。現在、永遠の家を見つけるタイミングを待っている最中だそうだ。


written by Scarlet / edited by parumo

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