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「Re:ゼロ」第2期を観る前に総復習! 第1期のストーリーや持ち越された“謎”をおさらい

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「Re:ゼロ」第2期を観る前に総復習! 第1期のストーリーや持ち越された“謎”をおさらい

7月8日から順次放送スタートする『Re:ゼロから始める異世界生活』第2期。

第1期では自称「ゲームマスター泣かせのフラグクラッシャー」のナツキ・スバルが「死に戻り」のタイムリープ能力で様々な「運命」を攻略し、仲間たちを救ってきた。

その過程では、例えば美しき暗殺者に何度も腹を切り裂かれた。血反吐を吐き、時には無残に引き裂かれたレムの骸に心が壊れそうになったこともあった。

しかしそのたびにエミリアへの想いとレムの献身で踏ん張り、スバルは歯を食いしばりながら「運命」に立ち向かったのである。

そんな彼が、はたしてどのような手順で「運命」に立ち向かい、攻略していったのか?
本企画では、第1期で繰り広げられた数々の「死に戻り」を検証することで、第2期へ持ち越された謎を整理するとともに、「もしもこんなルートがあったら……」という別角度の視点から、謎解明のヒントになりそうな「新たなる可能性」を探っていく。


攻略のカギを握る、スバルの「死に戻り」の能力
本作『Re:ゼロから始まる異世界生活』は、突如として異世界に呼ばれてしまった主人公ナツキ・スバルが、自分が死んだ時にのみ発動するタイムリープ能力……通称「死に戻り」を駆使して運命を切り拓く物語だ。

ストーリーの構造はSFの古典である「タイムスリップもの」と同様だが、「死ななければやり直せない」という過酷な条件がつきまとうため、それが物語の持つ緊張感や悲壮感を極限まで煽り、時に視聴者の心をえぐるような展開を繰り広げる。

安易にやり直せないところが本作の良さだ。

なお現在判明している「死に戻り」のルールは以下の通り。

1.死ぬと、必ず過去の特定の場面に巻き戻される(セーブポイントが設定される)。
2.能力には「嫉妬の魔女」の匂いを伴い、使うことで匂いが一時的に強まる。
3.能力のことを第三者に打ち明けようとすると生命の危険を感じるほどの激痛を伴う。または親しい人間が命を落とす。

未だ解明されていない謎は以下の通り。

1.誰がその能力をスバルに与えたのか?
2.なぜ能力のことを秘密にさせたいのか?
3.セーブポイントはどのように決まるのか?

特に3は今後の攻略難易度に直結する謎だけに重要度は高い。
それではさっそく、第1期で繰り広げられた各ステージを攻略していこう。

STAGE01「vsエルザ・グランヒルテ」(第1話~第3話)
深夜のコンビニから出てきたはずのスバルは、次の瞬間、自分が見知らぬ世界で立ち尽くしていることに気づく。
ここは異世界にあるルグニカ王国・王都の大通り。
彼はハーフエルフの少女「エミリア」との出逢いをきっかけに、奪われてしまったという彼女の「徽章」を巡るトラブルに巻き込まれていく。

おもな登場人物は、スバル、エミリア、フェルト、ラインハルト、ロム爺、チンピラ3人組、そしてステージボスである暗殺者エルザ・グランヒルテ。

なおセーブポイントは果物屋の前。

死に戻りの回数と発生したイベントは以下の通りだ。

【1周目】
徽章を取り戻すため、盗品売買が行われるという「ロム爺の盗品蔵」へエミリアとともにやって来たスバル。彼はそこでエルザに襲われ命を落とす。

【2周目】
1度目の「死に戻り」が発動。復活したスバルはもう一度盗品蔵へと向かい、再びエルザに殺される。エミリアの徽章を盗むよう、フェルトに依頼した人物がエルザだったことが明かされる。

【3周目】
2度目の「死に戻り」が発動。急ぎ盗品蔵へ向かおうとするものの、その途中でチンピラ3人組に絡まれ殺される。

【4周目】
3度目の「死に戻り」が発動。スバルは自分にタイムリープ能力が備わっていることに気づく。その後、盗品蔵へ向かう途中でチンピラ3人組に絡まれ、それが縁でラインハルトと出逢う。ラインハルトの介入もあってエルザを撃退し、徽章も無事エミリアの手に戻る。ステージクリア。

チンピラ3人組に殺されるルートはともかく、いずれのルートも最終的にエルザに襲われ、その場にいたスバル、エミリア、フェルト、ロム爺が殺される。
回避するための「クリア条件」があるとするなら、それはおそらくラインハルトとの出逢いだろう。それ以外のクリア条件は見当たらず、チュートリアル的なステージらしい攻略難易度となっている。

気になるのは、「徽章が盗まれる前に阻止する裏ルート」があったかどうかだ。
今回のセーブポイントは、フェルトが徽章を盗む直前のところに設定されている。現に第1話のラストでは、スバルはまだ徽章を奪われていないエミリアと出逢っていた。ならば事件を起こす前に収めることができたのではないだろうか。

それに、2周目では無事にエルザとの取引を完了したにも関わらず、スバルの失言で「死に戻り」をすることになってしまった。ここにも実は「何事もなく取引を終わらせる」という隠しルートがあったのではないだろうか?

「徽章が盗まれる前に阻止する裏ルート」と、「何事もなく取引を済ませる裏ルート」……。それらの裏ルートが存在しえたのか、存在したとしたらどんな展開になっていたのか? そのあたりはタイムリープものならではの面白さなので、ぜひ皆さんも妄想を働かせてほしい。

そして最後のポイント。それは「誰がエルザに仕事を依頼したのか?」だ。

名の知れた暗殺者であるエルザが、わざわざ回りくどい方法でフェルトに依頼する必要はない。それなのに彼女は、あえて面倒な方法を選んだ。いや「依頼」された。

もしかしたら依頼者はスバルを通じ、ラインハルトとフェルトを引き合わせたかったのかもしれない。目的はもちろん「王選」だ。スバル視点の物語だからエミリアを救うのが目的だと思いがちだが、実はフェルトが目的という可能性も捨てきれない。はたして真相は……?

STAGE02「vs魔獣」(第4話~第11話)
前回のステージでエルザに重傷を負わされたスバル。気付くとそこは、辺境の地にあるメイザース領ロズワール邸のベッドの上だった。
そんな彼が邸内で真っ先に出逢ったのは、隠された禁書庫にいる少女ベアトリス。しかし彼女の機嫌を損ねてしまったスバルは彼女に昏倒させられ、最初に意識を取り戻した時と同じベッドの上で再び目覚める。

おもな登場人物は、スバル、エミリア、レム&ラム、ロズワール、ベアトリス、村人たち。そしてステージボスの魔獣だ。

セーブポイントは、ベアトリスに昏倒させられた後のベッドの上。

死に戻りの回数と発生したイベントは以下の通り。

【1周目】
スバルはロズワール邸の執事として働き始める。しかし滞在4日目の夜に、謎の「死に戻り」に見舞われてしまう。

【2周目】
1度目の「死に戻り」が発動。復活したスバルは、再びロズワール邸の執事として働き始める。しかし滞在4日目の夜に、やはり同様の「死に戻り」をしてしまう。

【3周目】
2度目の「死に戻り」が発動。今回は執事にならず、客人待遇にしてもらうことで謎の解明に専念する。しかし執事ルートを選ばなかったせいでレムやラムとの交流が不十分になり、結果、スバルを誤解したレムに殺されてしまう。

【4周目】
3度目の「死に戻り」が発動。禁書庫に隠れることで死の運命から逃れるものの、本来スバルがやるはずだった仕事をレムが代行したため、結果的にスバルの身代わりとなったレムが命を落とす。意を決したスバルは、その運命を変えるべく崖から身を投げる。

【5周目】
4度目の「死に戻り」が発動。死の謎をどうにか解明し、その元凶となった魔獣を退治する。ステージクリア。

攻略ポイントは第9話「勇気の意味」。ロズワールが外出するという、これまでにはない展開が訪れ、スバルは状況の変化に手ごたえを感じた。

そのフラグを立てるためのクリア条件は、「レムの信頼を得る」のほか、「シャマクの習得」「村人に信頼される」も含まれると思われる。特に「村人に信頼される」は後の魔女教絡みの事件で必須となるため、スバルが行ったラジオ体操は、とても大きな意味を持つこととなった。

それに今回はベアトリスとの交流も大きな要素だったはずだ。そのためだろうか、今回のセーブポイントは最初に目覚めた瞬間ではなく、ベアトリスと一度出逢った後に設定されていた。

もともと気難しいベアトリスのこと。出逢うタイミングが遅くなっていたら、第7話「ナツキ・スバルのリスタート」で守ってもらえず、スバルが一大決心をする前にラムに殺されていたかもしれない。
そう考えると、セーブポイントの設定基準にも大きな秘密が隠されているように思え、その部分でもいっそう謎が深まってくる。

そして今回の「裏ルート」だが、存在するとしたら、それは崖から身を投げた場面になるだろう。

ベアトリスに守られることで死の運命を回避したスバル。しかし彼はレムを救うために、自らの意思でこの時間軸をリセットしようと考える。そんな彼がもし、生き続けることを選んだとしたらどうなっていただろうか。

「レムが命を落とし、ロズワール陣営から憎まれる裏ルート」。
その行く末もまた気になる。

なおこの事件では「首謀者の正体」が未解決の謎として残ってしまう。
こちらもエルザの依頼者と同様、第1期では明かされなかった謎なので、第2期での展開に期待したいところだ。

STAGE03「vsペテルギウス」(第12話~第25話)
「王選」候補者が王都に召集された。最後の候補者だったフェルトが擁立されたことで、ようやく「王選」が開始されることになったのだ。
そんな中、先にメイザース領に戻ったエミリアたちが魔女教に襲われるかもしれないとの情報が、王都に残ったスバルとレムにもたらされる。

数多く登場する人物の中でキーキャラクターになるのは、スバル、レム、エミリア、クルシュ、アナスタシア、ユリウス、そしてステージボスとして立ちはだかる魔女教とペテルギウスだ。

セーブポイントは2つ。
王都の果物屋の前と、白鯨討伐後に設定される早朝の作戦会議の場面。

死に戻りの回数と発生したイベントは以下の通り。

【1周目】
いよいよ「王選」が開始されることとなり、エミリアは他の候補者とともに「王選」への参加を表明した。しかしハーフエルフのエミリアが参加表明をするという事は、それなりの反発があるという事。そのせいでメイザース領が魔女教に襲撃され、駆けつけたスバルも命を落としてしまう。

【2周目】
1度目の「死に戻り」が発動。魔女教による虐殺を目の当たりにしたスバルはタイムリープで復活するものの、あまりのショックで心神喪失状態になってしまう。そしてこの時間軸でも魔女教の襲撃に遭い、「終焉の獣」と化したパックによって世界が滅亡してしまう。

【3周目】
2度目の「死に戻り」が発動。スバルはクルシュ、プリシラ、アナスタシアに助けを求めるが、いずれも手玉に取られただけで撃沈。諦めてメイザース領へ急ぐものの、途中で魔獣「白鯨」に襲われてレムを失う。さらに不可抗力でエミリアを死なせたことが引き金となり、世界は「終焉の獣」と化したパックによって滅ぼされてしまう。

【4周目】
3度目の「死に戻り」が発動。絶望のあまりすべてを投げ出そうとするスバルだったが、レムの励ましのおかげで完全復活。今度はクルシュ陣営とアナスタシア陣営の協力を得る。そして白鯨を倒すことに成功するものの、魔女教の排除にはあと一歩のところで及ばず、この時間軸もリセットすることになる。

【5周目】
4度目の「死に戻り」が発動。セーブポイントが「果物屋の前」から「白鯨討伐後の早朝作戦会議の場」に移動する。王都でのいざこざのせいでユリウスを嫌っていたスバルだったが、彼なくしてはペテルギウスに勝てないことを痛感し、反発しつつも彼と和解する。これによりペテルギウスと魔女教を退けることに成功し、ようやく一連の戦いが決着した。ステージクリア。

このステージは魔女教のみならず、三大魔獣のひとつ「白鯨」が中ボスとして立ちはだかる最大難易度のステージだ。なにしろ白鯨には、「発散する霧に触れた者の存在を消す」という能力がある。もしスバルが白鯨の霧で消滅させられていたら、いったいどうなっていただろう。

スバルがいなければ、徽章を奪われたエミリアが盗品蔵でエルザと鉢合わせしていただろう。もちろんそこにはフェルトとロム爺もいる。3人まとめて腸を引きずり出されていたはずだ。

仮にエミリアが一命をとりとめ、パックの「終焉の獣」化を防いだとしても、フェルトはラインハルトに見いだされることなく「王選」は永遠に始まらない。世界は一変していたはずなのだ。

そんな状況でスバルは、「交渉術を身に着ける」「ユリウスと和解する」という、おそらくクリア条件として設定されていただろう条件を満たして、見事、ステージをクリアした。

余談だが、この世界は人類滅亡ENDの率が異常なほど高い。

スバルが辿ったルートの総数は12。そのうち「エミリアが魔女教にもエルザにも殺されなかった可能性があるルート」はSTAGE1の2週目のみ。あとはスバルの奮闘でどうにか危機を脱した現行ルートしかなく、残りの10ルートはエミリアの死=「終焉の獣」の出現エンドへと繋がっている可能性が高いのだ。

平和そうでいて、なんとも物騒な異世界である。
……と言うよりも、なぜエミリアはそんな物騒な契約をパックと結んだのだろうか?

そしてNEXT「STAGE26」は……!?
第1期で残された謎は以下の4つ。

1.エルザの雇い主の正体と目的は?
2.魔獣事件の真犯人とその目的は?
3.「死に戻り」の詳しいルールは?
4.スバルを翻弄する「運命」の正体と目的は?

さらに新編集版では、最終回・第25話のエピローグで「レムの存在が消える」という現象が発生した。

これまでの経緯で考えるなら、原因はおそらく白鯨だろう。あの魔獣は捕食した人間の過去を丸ごと消し去り、「なかったことにする」ことができる。

しかも最新のセーブポイントが「白鯨討伐後」に上書きされているため、スバルが「死に戻り」の能力を使ったとしても、レムを救えるタイミングまで時間を巻き戻すことはできない。
そのためネットでは「セーブポイントが変わってる!」「どうするの!?」と騒然としていた。

しかし冷静に考えてみよう。レムは白鯨を討伐した時点で確かに生存していたはず。仮に白鯨のせいでその存在が消失したなら、スバル以外の誰かが過去を改変したとしか思えない。

つまり、スバル以外にも「死に戻り」が使える新キャラクターがいるということ……!?

謎が謎を呼んだまま終了した第1期新編集版。
今夜から順次放送される第26話(第2期・第1話)ではそのことにも触れられると思われ期待が高まる。


『Re:ゼロから始める異世界生活』
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会

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