top_line

石井美保さんの目標は「ファンデいらずの50代」そのために実践していることは?

つやプラ

美容家・石井美保さんのスペシャルインタビュー4回目は、石井さんがこれから目ざしたいと考えている「理想の肌」や、年齢を重ねてますます魅力的でいるためにするべきことなどについてお伺いします。年齢を重ねるのが楽しみになるようなお話がいっぱいです!(つやプラ編集部)

「ファンデを塗らない50代」を目ざし、こすらないケアを徹底しています

ーー石井さんは今でも完璧に美しいお肌だと思うのですが、もっとこうなりたいとか、あんな肌になりたいという目標や理想のようなものはありますか?

ファンデーションを全く塗らなくていい50代を迎えたいんです! それを目標に、今のお手入れをしている感じです。

ーーファンデを塗らない50代! すごく明確な目標ですね。

ファンデを塗り壁のように厚塗りして、表情やその人らしさも透けて見えてこないよりも、うっすらシミがあったり、シワもそれなりに刻まれていたりするんだけれど、ファンデーションに囚われずに、のびのびと幸せそうに笑っている人の方がキレイだなって正直なところ思っちゃうんです。だからそういう50代を迎えたくて。

若い時は完璧にカバーしてメイクしてという感じも、それはそれでキレイだったりするのですが、年齢がいったときにそれはどうかなと思ってしまうんです。

ーー確かに威圧感が出てしまうかもしれませんね。

年を重ねると、重みとか圧力ってどうしても勝手に備わっちゃうんですよね。だから、歳を重ねているのに何にも囚われていない軽やかさを備えてる人をお見かけすると、すごく素敵だなって思うようになって。

以前、対談させていただいた松本千登世さんのような、素敵な美容業界の先輩を見てしまうと、ああいう風になりたいなって思いますね。

ファンデも肌が透けるくらいしか塗っていなくて、それでクシャっと笑ってシワがあっても、それがむしろチャーミングで。「そのシワ、私にください!」って思うんです。

ーー松本さんも「顔に生き方が現れている方が素敵」と仰ってましたね。

洗顔法を見直したら、ファンデがどんどん薄くなって行きました

チャームポイントを活かしたり、自分が好きだなと思うところを強調したりというポジティブなことが、本来はメイクのいい作用ですよね。

でも、私はコンプレックスを隠すためのネガティブなメイクをずっとしていて。元々若い頃に肌悩みがあって、自分の悩みをカバーできるメイクにたどり着いたのですが、それをしている時ってストレスなんですよね。

なくさなきゃ、隠さなきゃっていうネガティブ部分を塗りつぶすというメイクなので。毎日、メイクが完璧にしあがって自分の心が整っても、本当の意味で自分を癒してくれる行為ではないんです、メイクが。

でも、洗顔のやり方を間違えていたと気づき、洗顔方法を変えて、自分の肌が変わっていったことによって、どんどん塗りつぶすべきものがなくなっていって。ファンデも以前の3分の1くらいに薄くなったんじゃないかなと思います。

これをさらに「塗らなくていい」ってところまでもっていって、肌悩みから解放されれば、アイメイクだけしっかりとか、何も塗らないでリップだけ楽しむとか。

そんなことができるようになったら、自分の顔云々に囚われないで、50代はファッションをもっと楽しもうとか、好きな趣味に没頭しようとか、時間と頭をかける場所が変わるんじゃないかなって。

無駄にいっぱいいっぱい構えば構うほど、肌が傷んでいってシミやシワだらけになるから、なるべく50代でファンデを薄くするためにも、「触らない・こすらない」スキンケアなんです。

ちょっとしたエイジングのサインを見逃さず、早めに対策&予防を!

ーー未来のための「触らない・こすらない」なんですね。とはいえ、年齢を重ねると、どうしてもエイジングサインが出てくると思うんです。それはどうやって対応していけばいいのでしょうか?

私の年齢くらいから変わってくると言われているのが、目の周りと口元ですよね。

目元がたるんだり、口元がゆるみだしたりということが気になり出すと思うんですが、それを見越して、予防として「にっこり固め」のような自分の筋肉を意識することをしたり、目元・口元のケアに投資をして、良いものを使ったりしていますね。

それ以降のことはまだ正直なところ、実際そうなったらどうするのだろう? とという感じで、今はまだわからないですね。

ただ、私はサロンで色々な方のお肌を見ていて、誰にでもエイジングはやってくると分かっているので、前もって予防をしたり、少しでもエイジングのサインが出てきたら、それを悲観するのではなく、改善するために積み重ねていったりということをしています。

ダメージを溜め込んで放置していて、ある日ギョッとなった時の精神的ダメージと、それを立て直す労力を考えると、毎日「にっこり固め」を2分するとか、「肌アイロン」を欠かさずするとか、そういう積み重ねをしていく方が効率的ですから。

ーーちょっとしたサインを見逃さないことが大切なんですね。

40代こそ、これからの自分のキャラクターの方向性を考えましょう

老い方って、人それぞれ骨格や生活習慣などによって違うので、どこに顕著に現れるかは人によって変わってきますよね。

例えば、元々痩せている人はこけたりくぼんだり、ふくよかで丸顔の人は笑うとちょっと二重顎になったり。

でも、それがその人のキャラクターやファッションと合っていると、エイジングサインすらも生き様に見えて素敵ですよね。

だから、老いのサインも自分のキャラクターとして、魅力にうまくアジャストできるように、ファッションもメイクもトータルに考えていくことが、これからは大切になると思っています。

自分に現れるエイジングサインを見据えて、今後のファッションやヘアなど、自分のキャラクターの方向性を見つけていくことが、私を含めたつやプラ世代の課題ですね。

ーーただ憧れの女性像ではなくて、自分と共通点があるかといった方向性の見定めも必要になってくるんでしょうね。

自分の老いの予測って、両親を見ればだいたいできるんですよ。親に現れてる顕著なエイジングのサインは、骨格上、遺伝で自分にもくるので、両親の顔を見て、「そこに最初に年齢が出るんだな、逆にあそこにはあまり出ないんだな」と予測するといいと思います。

それで、面長だからこけやすいんだなと思ったら、こけても素敵に見えるシャープな方向性でイメージを作っていくとか、具体的に考えられるようになると思います。

私の両親は、頬が高くて、ほうれい線があまり出ないのですが、2人とも目が大きいので目の下のたるみがすごいんです。

それを見ているので、私は目の下の「肌アイロン」を毎日欠かさずするようにしています。

ーーなるほど〜。予測ができれば対策も考えられますね! 今度両親に会ったら、じっくり顔を観察してみようと思います。今回は素敵なお話をたくさんありがとうございました!

こちらこそありがとうございました。音声連載の「つやプラサプリ」でも、つやプラ世代に役立つ美容のお話をどんどんお伝えしますので、そちらも楽しみにしていてくださいね!

【『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』紹介】

44歳にしてシワなし、たるみなし。透明感あふれる美肌と美貌を保ち続ける美容家・石井美保さんが現在の美肌にたどり着くきっかけとなったのが、徹底してこすらない「摩擦ゼロ洗顔」。その洗顔法を中心に毛穴悩み、シワ・たるみ・ほうれい線悩みを改善するスキンケア法など“石井メソッド”を単純明快に伝えます。いくつからでも美肌は目指せる!誰でもできる、毎日できる、一生モノのスキンケアメソッドです。

【石井美保さん プロフィール】

美容家
1976年生まれ。2005年より麻布十番でまつ毛サロンを経営し、アイリスト育成の傍ら、豊富な美容知識を生かしたメイクレッスンや美容カウンセリング、パーソナルコンサルティングなどを行う。エイジレスな美貌と美容に関する深い知識を生かし、現在は美容家としても多方面で活躍中。著書に『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』などがある。Instagram:@miho_ishii

TOPICS

ジャンル