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糖質制限と脂質制限どちらが良いの? 選ぶ基準は…/痩せない豚は幻想を捨てろ⑨

ダ・ヴィンチNEWS

数々のダイエットで挫折してきたダイエット難民たちへ。ブログとTwitterで話題のテキーラ村上による「テキ村式ダイエット」のすべてがここに! 『痩せない豚は幻想を捨てろ』より、テキーラ村上の魂がこもったダイエットメンタル強化法を紹介します。

小手先のメソッドは、何をしても痩せなかったデブには必要ない。脂肪の中に隠された「真の敵」をあぶりだせ/痩せない豚は幻想を捨てろ①

『痩せない豚は幻想を捨てろ』(テキーラ村上/KADOKAWA)

どうしても糖質を食べたくなったら、筋トレ直後に食べる

「私は定期的に糖質の塊、具体的に言うと不二家のケーキが食べたくなります。これは生理現象なので我慢するとかしないとかいう問題ではありません。週一の不二家のケーキを我慢すると、最悪、心不全を起こして死に至ります」

 というお前のような最終ステージに突入したデブには、特別に不二家のケーキを食べる事を許す。ただし一つ条件がある。ケーキを食べる前に、ハードな筋トレで動けなくなるまで筋肉を追い込むこと。

 ここでいう筋トレとは、3分程度の足パカ体操やテレビで流れている簡単ラクラクエクササイズのことではない。例えばスクワットなら最高だ。1セットを限界まで行うとして、5セットは最低でもやってほしい。

 すると、初心者ならほぼ動けなくなるだろう。これが「筋トレ」である。この、「動けなくなるまで」というのがミソなわけだが、筋肉を繰り返し運動させ、筋肉の中のグリコーゲン(筋肉を動かすエネルギー、糖)が大量に消費されることでその後に摂取する糖質がグリコーゲンになりやすくなる。糖が筋肉とトゥギャザーするのだ。

 つまり、ハードな筋トレの直後に糖質を食べると、糖が脂肪になりにくくなる。

 しかしこの場合グリコーゲンとして蓄えられる量はごく限られているため、くれぐれも食べ過ぎは厳禁である。もちろんダイエット中、ケーキは「食べない」に越したことはない。

 このように筋トレは、消費カロリー以外にも様々な面でダイエットに貢献するのである。筋トレを行う人と筋トレを全くしない人であれば、どちらが痩せやすいかは明白だ。

脂質を制限する

「炭水化物は絶対に食べたいんです。その代わり、油っこいものは我慢できます」

 そんなお前には糖質制限よりも脂質制限が向いている。個人的にはダイエットをする場合、まず糖質を制限する事を推しているが(食べ物がうまいため)、どうしても炭水化物を減らせない者には脂質制限を推す。

 脂質は1グラムあたりのカロリーが最も高い。脂質は1グラムで9キロカロリー、タンパク質・炭水化物は1グラムあたり4キロカロリーである。ちなみにタンパク質は食事誘発性熱産生が最も高いので最も太りづらい。

 つまり脂質をカットするのもまた、ダイエットの方法としてはかなり近道なのだ。脂質制限のメリットは「比較的、量を食べられる」そして、「筋トレと相性が良い」ことだ。

 脂質制限の場合、米は並み程度に食べることができる。その代わり、脂質はほぼ全カットだ。オカズにジューシーさを求めることは許されない。外食の際も、食べられるメニューを探すのは少々困難だろう。

 例えば、パッサパサの鶏肉や一切油分のない肉を食べることを強いられるが、白米は普通に食べられる。口中の全ての水分が持っていかれるが、そこは耐える。豚肉や牛肉も脂身はもちろん全て取らないといけない。

 麺類も食べられるが、脂質がないものに限る。例えば蕎麦なんかは常に食べられる。鶏ささみ乗せ蕎麦などがあれば、最高だろう。ラーメンやパスタは一切食べられない(ノンオイルラーメンがあるなら話は別だが)。野菜にマヨネーズをかけるのは禁忌。絶対ノンオイルドレッシング。

どれを選ぶかは自分次第

 このように、自分のやり方や好みの食事が糖質制限、脂質制限どちらに合うのかで自分のダイエットの方針を選択すればいい。テキ村式では、ダイエット初心者には糖質制限を推す。あまり難しく考えずに実践でき、物理的にも簡単だからだ。何より失敗しようがない。

 昨今では「糖質制限と脂質制限どちらが正義か」などと議論されているが、ダイエットの現場に身を置く者から言わせるとどちらも正解である。ダイエットが日常茶飯事なトレーニーは、自分の体の調子や味の好みによって適宜選択しているのである。

まとめ
糖質制限か、脂質制限か、選ぶ基準は自分の食の好みだ。

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