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スマホの不具合は自分で解析する/SE女子の日常

ダ・ヴィンチNEWS

 携帯電話開発に携わるエンジニアは、私物の携帯電話が不具合を起こしたとき、自分で診断することができます。元エンジニアの漫画家・ぞえさんも、自分で修理した経験のある一人。今回はそんなエンジニアの生態をご紹介します。

新人への電話教育が意味をなさない/SE女子の日常

 現在ではすっかり生活必需品のスマートフォンですが、Androidスマートフォンが発売されはじめた頃を覚えているでしょうか。

 システムエンジニアにもジャンルがいろいろありますが、私は携帯電話の開発に携わっていました。

 新卒として入社した2011年は、まだガラケーが主流で、ガラケーからスマートフォンに徐々に変わっていくところでした。

 入社後、ガラケーの開発を半年ほど経験したのち、Androidスマートフォンの開発が主になります。

 Androidスマートフォンが登場したころは、あまり動作が安定せず、操作するにもなんか重い、たまに電源も落ちてしまう、という印象です。

 ましてや、高画質のゲームアプリなんて動くはずもありません(OSバージョンでいうとAndroid 2.2〜2.3です。2.3のコードネームはGingerBreadです。2.3からやっと動作が比較的安定し、操作も早くなりました。懐かしい)。

 最近のスマートフォンで、使用中に端末の電源が落ちることはなかなかないと思いますが、登場したばかりのころはよくありました。

 開発中のスマートフォンならまだしも、自身で使っているスマートフォンも、です。

絵:ぞえ

 携帯電話で不具合が発生したときは、ショップに持っていけば見てくれますが、開発者の場合、なんと自分自身でログを見て不具合の原因を類推することができるのです。

 ハードウェアの不良であれば、ショップに持っていって交換してもらわなければなりませんが、ソフトウェアの不良であれば、ソフトウェアアップデートを待つことで直ります。

 アプリ要因であれば、該当のアプリをアンインストールすることで直ります。ショップに行く手間が省けるし、何より開発者として不具合要因が気になってしまうものなのです。

 当時、上司や先輩と一緒にログを見ながら原因は「これじゃ?」「あれでは?」と言い合った時間が楽しかったです。

 スマートフォンで不具合が発生したら、私物であろうがまずはログを見る。

 携帯電話開発に携わるエンジニアあるあるでした。

ぞえ

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