ちゃんと知ってる? 贈り物の常識とマナー
ちゃんと知ってる? 贈り物の常識とマナー
「常識を知っているつもりが間違っていた」なんていうこと、ありませんか?例えば「贈り物」のマナー。良好な人間関係を築くための最適なツールである贈り物ですが、誤った使い方では逆効果になることも。せっかくのチャンスを台無しにしないように、ビジネスの場で失敗しないための、基本のマナーを少しだけご紹介しましょう。

●手みやげのマナー、ちゃんと心得ている?
 贈り物というと、一番身近なもののひとつが手みやげではないでしょうか。ビジネスシーンでは、取引先の会社に挨拶で訪問する時や、お礼をしたり、あるいは謝罪をしたりという重要な場面もあるでしょう。プライベートな場でも、友人の家に招待されたときや、親戚の家を訪問するときなど、とにかく贈る側、贈られる側、どちらも機会が多いもの。そこでおさえておきたいのが手みやげを渡すタイミングと渡し方です。

Q.いつ渡したらいいの?
A.名刺交換や挨拶などが済んでから渡しましょう。会った瞬間に焦って渡すよりも、ひととおり挨拶を終えて落ち着いたタイミングで渡すのがベストです。

Q.どうやって渡す?
A.ビジネスの場では、紙袋などに入れて持っていくことが多いと思います。渡すときには袋から出して品物を渡しましょう。

●ちゃんとできている?お中元とお歳暮
 お中元とお歳暮といわれても、馴染みのない方も多いと思います。ビジネスの場以外では贈ったことも贈られたこともないということもありますから、いきなり仕事上で贈る立場になると戸惑ってしまうこともあるでしょう。

 お中元とお歳暮は、日頃お世話になっている方へのお礼とご挨拶の気持ちを込めて贈るものです。お中元を贈る時期は、関東では7月1日~15日、関西では7月中旬~8月15日の間で、お歳暮は12月初旬から25日までとされています。

Q.お中元とお歳暮はセットで贈るもの?
A.一般的にはセットですが、どちらかの場合はお歳暮を

 一般的にお中元とお歳暮はセットで贈ることが多いのですが、経済的な理由などからどちらか一度にする場合は、お歳暮を贈るのがよいとされています。また、どちらかに金額的な比重を置く場合も、お歳暮を高めのものに設定するとベターです。

 では、どんなものを贈ったらいいのでしょう。個人のお宅に贈る場合は、商品券や調味料、お酒、日用品など、季節や相手の好みなどにあわせたプレゼントが喜ばれます。会社に贈る場合は、日持ちのする洋菓子やお煎餅、和菓子などがおすすめ。特に個包装されたものにすると、社内の人たちで分けやすくていいでしょう。

 とはいっても自分で探すのは面倒だったり、悩んで決められないという方はデパートのお中元&お歳暮フェアを利用するといいでしょう。会場にいる店員さんはとても親切に相談にのってくれますし、段取り良く手配できるようにナビゲートしてくれます。

Q.お中元とお歳暮にお返しは必要?
A.特にしなくても問題ありません

Q.お中元とお歳暮は止めてもOK?
A.止めてもかまいません

 お中元とお歳暮を初めて受け取った時に悩むのがお返しです。普段お世話になっている方へ贈るものなので、贈られる側のお返しは必要ないという考え方が一般的です。また、相手に特に連絡をせずにお中元とお歳暮をストップしても失礼にはあたりません。ですが、急に止めるのも失礼にならないかが気になるという方は、時期を変えてイレギュラーな贈り物をしたり、挨拶状に変更したりするとよいでしょう。

 いかがでしたでしょうか。今回は贈り物というテーマに絞ってみましたが、ほかにもじつは勘違いしていた常識があるかも。周りの人と話してみると、意外な発見があって会話が盛り上がりそうです。ぜひ楽しみながらいろんなマナーを知って、ビジネスやコミュニケーションに活かしてくださいね。


<参考文献・参考サイト>
・『贈り方のマナーとコツ』(監修:岩下宜子、絵:伊藤美樹、学習研究社)
・手土産の渡し方とマナー「意外と知らない」5W1Hの作法
https://temiyage.gnavi.co.jp/contents/10000001/
・お歳暮とお中元の違いと共通点
http://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/story/FA13963/wintergift/005.html

(更新日:2017年9月11日)

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