長澤まさみ「大半は怒っていた」に、松田龍平「想像以上に長澤さんが怒る」
長澤まさみ「大半は怒っていた」に、松田龍平「想像以上に長澤さんが怒る」
劇団イキウメの同名戯曲を映画化した『散歩する侵略者』の完成披露試写会が大阪ステーションシティシネマ(大阪市)で行われ、長澤まさみ、松田龍平、黒沢清監督が舞台挨拶に登場した。
この映画は、社会にまぎれこんだ侵略者たちが、人間の概念を奪いながら侵略をすすめていく物語。長澤、松田が演じたのは、すでに関係が冷め切った夫婦。松田演じる真治が自分のことを「侵略者」と言い出したことから、異変が生じていく。

長澤は、妻の鳴海役について「(今回の自分は)へらへらしていない。大半が怒っています。撮影が夏なので、怒るのは体力を使うからへろへろになりました」と芝居中は常にピリピリモード。怒られ役だった松田は、「侵略者と言っても、初めて地球に来たので、地球のことが分からない。子どもみたいなもの。夫がそうやって急に子どもみたいになったから怒るのも分かるけど、台本で想像していた以上に長澤さんが怒る。何でこんなに怒るのか分からなくなった。侵略者と同じ気分になったんです。ただ、人が怒るのは愛情の裏返しだと気付いて、長澤さんはすごい女優さんだなって」と“鬼嫁役”の長澤を絶賛した。

ちなみに今回、長澤と松田は意外にも初共演。お互いの印象について、長澤は「松田さんはおもしろい人。ユーモアがすごくあって、ポツッという一言が笑える。愛されキャラですね」と語れば、松田は「長澤さんは食いしん坊キャラ。あ、冗談です…。でも、今回は長澤さんに引っぱってもらえた。道標を探りながらやっていたのですが、それが長澤さんだった。明るくてマイペースな方」と冗談をまじえながら長澤に感謝した。

黒沢監督が、「何でもない日常が段々奇妙に変化していく。そのことを、この夫婦が気付いていく。誰がどんな風に散歩しているのか、侵略するのか。冗談のように撮っているので、笑って観てほしい」と言えば、松田も「タイトルの通り、何でもない日常の中で侵略者が散歩しているかも知れないと想像させられる」、長澤は「私は大半が怒っているけど、怒りの感情の裏側に何があるのかが見どころ。今まで観たことがない映画です」とPRした。

映画『散歩する侵略者』は2017年9月9日より全国公開
(更新日:2017年9月7日)

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