魔法専門店が実在…!?『メアリ』『ハリポタ』を生んだ英国は、ガチで魔法の国だった
魔法専門店が実在…!?『メアリ』『ハリポタ』を生んだ英国は、ガチで魔法の国だった
この夏、話題作が続々と公開されている中、アニメ映画『メアリと魔女の花』が好調のようだ。ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』などを手がけた米林宏昌監督が立ち上げた「スタジオポノック」の第1作となる今作は、公開初週で32万人を動員。「魔法」をテーマとした子ども向けアニメだが、大人も楽しめる作品だと話題になっている。

なぜイギリスでは「魔法」がテーマの文学作品が多いのか

『メアリと魔女の花』は、主人公である少女・メアリが、赤い館村に引っ越してきたことから始まる。森で「夜間飛行」という7年に一度しか咲かない花を見つけたメアリは、一夜限りの不思議な力を手に入れ、魔法世界の最高学府“エンドア大学”へ入学し……といったストーリーだ。

魔法や魔法使いがテーマのイギリス作品というと、世界中で大ヒットした『ハリー・ポッター』シリーズを思い浮かべる人は多いだろう。『メアリ』の原作も、1971年に発刊されたイギリスの女性作家メアリー・スチュアートによる『The Little Broomstick』という児童文学作品である。一体なぜ、イギリスでは魔法や魔法使いが登場する文学作品が多いのだろうか。

魔女は実在した…!? 現在も残る魔法専門店や博物館

実は、イギリスは昔から「魔法の国」とも呼ばれるほど、魔法との関係が強いようだ。現在でもロンドンには魔法専門店が実在し、杖や魔女鍋、呪文を染み込ませたハーブ、杖のハウツー本、呪文を書く専用のインクなど、魔法道具が販売されているという。

また、魔女伝説が残るといわれている村・ボスキャッスルには、「魔法博物館」なるものがある。ここには現実に魔女・魔術師として生きた人々の生活の記録や、魔術師や呪術師たちが使っていた道具などのコレクションが展示されているらしい。各地の魔法使いが送ってきてくれたという薬草も展示されており、魔法使いファンにとってはたまらない場所として観光地化されているようだ。他にもイギリスには魔法と密接に結びついた場所が各地にあり、魔法を研究している研究者もいるとのことである。

日本人にとって魔女や魔法はファンタジーの世界だが、イギリス人にとって魔法は歴史であり文化であるのだそう。「もしメアリのような魔法使いが実際に身近にいたら……」と想像しながら『メアリと魔女の花』を見ると、また違った楽しみ方ができるかもしれない。

(文/河村綾香)

(更新日:2017年8月4日)

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