週刊少年ジャンプでの連載で熱烈な支持をつかみ、コミックスの累計発行部数は5100万部を突破。2006年からスタートしたテレビアニメも爆発的な人気を誇っている、『銀魂』。小栗旬主演の映画版も大ヒット公開中だが、そのスピンオフ作品となるのが、dTVのオリジナルドラマ『銀魂ーミツバ篇ー』だ。原作の数あるエピソードの中でも「泣ける」と言われる、真選組・沖田総悟とその姉・ミツバの物語。『銀魂』特有のギリギリなブラックジョークを交えつつ、きょうだいの強い絆を描いている。そんな本作について、総悟役・吉沢亮、ミツバ役・北乃きいに話を聞いた。
吉沢亮
大勢で歩いているときなんかは、一人だけポツンと後ろを歩いていたりする。そういう点では、総悟に似ていますね(吉沢亮)
——今回、お二人は姉、弟の関係を演じていらっしゃいますが、シスコン/ブラコン的な要素がありながら、個人的には羨ましいくらいの、きょうだい愛を感じました。
吉沢:僕も、演じながら「こんな優しいお姉ちゃんが欲しいな」と羨ましく思いました。うちは実際には男4人の兄弟なので、姉と弟がどんな関係性なのか分からない。だから、どちらかというと恋愛的なテンションで演じるようにしました。
北乃:私も、恋愛的な要素に寄って演じました。もし弟が結婚したら、(奥さんに)嫉妬すると思いますし。この間も、弟から1時間くらい電話で相談を受けていたんです。ちょうど、同時期には妹からも相談が来ていて。弟、妹との距離間の近さは、総悟とミツバに近いかもしれません。演じているときは、吉沢さんをもう一人の弟のように見えてきて、「弟がもう一人増えても、そんなに変わらないかも」と一瞬考えました(笑)。
——北乃さんみたいなお姉さんがいたら、羨ましいですよ! 僕は、妹に相談とかされたことはなかったですし。
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北乃:それはきっとお兄ちゃんだからですよ。私も、妹や弟に相談しませんし。
北乃きい