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時代錯誤はお笑いのネタ?「帰ってきたヒトラー(字幕版)」(2015)

エンタメウィーク(映画)

時代錯誤はお笑いのネタ?「帰ってきたヒトラー(字幕版)」(2015)(C)エンタメウィーク(映画) ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。

解説

ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していくが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップしたヒトラー本人だった。ヒトラー役を演じるのは、舞台俳優オリバー・マスッチ。
(提供元:映画.com 作品画像:(C)2015 Mythos Film Produktions GmbH & Co. KG Constantin Film Pro duktion GmbH Claussen & Wobke & Putz Filmproduktion GmbH)

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笑角亭 福さん ★★★☆☆

ドイツのベストセラー小説を映画化した作品。ヨーロッパ映画にしては珍しく日本でも話題になり、多くの人が劇場に足を運んだようです。

終戦の年に自殺をしたはずの悪名高いヒトラーが、どうしたことか現代にタイプスリップ。周りの人間は、もちろん彼が本当のヒトラーだと信じることをせず、彼をヒトラーのそっくりさん芸人だと勝手に思い込みます。当のヒトラーは相変わらず他人種を罵倒したり、エキセントリックな言動を繰り広げていくのですが、コメディアンがやっていることなので世間は大受け。なぜか彼は有名になって、テレビに出るように。毒舌が人気なのと一緒ですね。

ヒトラーのスタイルはスタンドアップコメディといって、時勢や政治、セレブリティのこき下ろしや人種の違いをおもしろおかしく、時に皮肉を込めて話していくもの。日本のお笑いとは毛色が少し違うので、なぜ彼の言うことが「コメディ」として受け入れられるのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、欧米ではこのスタイルがお笑いが主流なんです。そんなもんかと深く考えずに流せば、本作をより楽しめますよ。

さて、ヒトラー自信も最初は訳がわからないといった様子ですが、自分からウィキメディアなどを通して現代を学んでいき、順応していきます。これがこの映画のミソだと思います。強硬的な独裁者といわれる彼が、自らの殻を破り、懐古主義を捨てることで未来が拓けていくのです。世界に馴染めるか馴染めないか、受け入れられるか受け入れられないかは自分次第なんだなと考えさせられました。


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