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3勝14敗の悪夢を振り払え! 残りを4勝2敗で交流戦勝率5割。「弱いDeNA」返上への一歩を

野球太郎

歴代最低勝率を記録しただけでなく、すっかりリズムを崩してしまい、ペナントレースも最下位で終戦となった。
首位から最下位へと転落するきっかけが悪夢の交流戦だったのだ。
DeNAは過去12年の交流戦で最下位になること5度。交流戦をめぐっては「なぜセ・リーグは弱いのか?」という議論が起こりがちだが、このときばかりは、DeNAがすこぶる交流戦弱者という事実が白日の下にさらされ、DeNAファンの筆者も思わず(?)納得してしまった……。


今年の交流戦に苦手意識は感じているのか?
 可もなく不可もない。そんなスタートを切った今季のDeNA。交流戦ではどう戦っているだろうか。
 初戦はドラ1ルーキーの濱口遥大が先発し、日本ハムに勝利。幸先のいいスタートを切ったが、実は昨季も初戦は白星を挙げている。そして、冒頭で述べた歴代最低勝率を記録した2015年も初戦は勝っているのだ。
交流戦にトラウマを持つDeNAファンとしては、初戦をものにしても、幸先のいいスタートとは信じきれない。2戦目から4連敗を喫したのちに3連勝を挙げたが、「序盤に連敗してからの3連勝」はここ3年、同じ展開だ。
勝敗数を見ると昨季は7勝11敗。負け越しのダメージを減らし、CS進出につなげることができた。
今季は6月12日時点で5勝7敗と粘っている。残る6試合で最低でも3勝を加えて、昨季の成績をわずかでも超えたい。いや、そんな弱気なことは言わず、再びのCS進出につなげるべく、交流戦勝率5割超えを狙いたい。
そのためには残り6試合を5勝1敗で勝ち越さねばならない。現実味に欠ける話と見る向きもいるだろうが、せめて4勝2敗で勝率5割に……。奮闘を期待したい。


◎主砲の開眼が待たれるも、伏兵の躍進あり
 主砲・筒香嘉智は未だ復調せず、チームは苦しい。しかし、そのなかで相手チームのデータ蓄積が少ない交流戦だからこそ持ち味を発揮した選手がいた。それは4番・筒香の後ろ、5番に定着せんとする宮崎敏郎だ。
驚異的に三振率が低く、ボールコンタクトの正確さが光る宮崎のバッティングは、対戦経験が少ない投手が相手なら特に効果的だ。
 6月9日の西武戦では、3番・ロペス、4番・筒香が不発の中、西武のクローザー・増田達至から決勝の2ランをスタンドに叩き込み、存在感を見せつけた。残り7試合でも宮崎の役割は重大だ。
そして、筒香もなんとか残りの交流戦で力を発揮し、「日本の4番」の恐ろしさを見せつけてほしい。「DeNA、組みやすし」とのんでかかってくるパ・リーグ勢にひとあわ吹かせて、「交流戦に弱いDeNA」のレッテルを返上したいものだ。



文=元井靖行(もとい・やすゆき)

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