無人在来線爆弾!現代の脅威=巨大ゴジラに立ち向かうニッポンの姿を描く 庵野秀明脚本・総監督「シン・ゴジラ」
無人在来線爆弾!現代の脅威=巨大ゴジラに立ち向かうニッポンの姿を描く 庵野秀明脚本・総監督「シン・ゴジラ」
社会現象と言えるほどの大ヒットを飛ばした「シン・ゴジラ」。music.jpの動画ランキングでも常に上位にランクインし、快進撃続行中の本作は、「エヴァンゲリオン」作品の庵野秀明が脚本・総監督を務め、怪獣映画や特撮映画の枠を卓抜した大傑作! あらためてゴジラのキャラクターの偉大さと、作り手の“こだわりと執念”に感動です。主演の長谷川博己はじめ、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、大杉漣らが《巨大不明生物=ゴジラ》に挑みます!

フルCGで描かれたゴジラは、シッポだけ見えた第1形態の後、異常に発達したエラを持ち上陸するめちゃ不気味な第2形態、前肢が未熟な第3形態、そして東京を破壊しまくる第4形態と《成長するゴジラ》が目の前に現れます。そこに実写映像が背景となり、ミニチュアが適所に使われ、今まで不可能と思われていたような画期的な映像が映し出されます。

あらすじ

東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸に大河内清次総理大臣(大杉漣)、総理大臣補佐官・赤坂秀樹(竹野内豊)、その他主要な大臣が集まり緊急会議が開かれます。官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)は、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘します。急遽、巨大不明生物緊急災害対策本部(=巨災対)が設置され、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)が来日します。巨大生物は“ゴジラ”と名付けられ、今後の見通しがつかない最中、ゴジラが再び出現。鎌倉から上陸し、街を破壊しながら東京へと突進していきます。

人員も物資も法律も、まるで足りていない状況下、不眠不休で対応策を講じる巨災対のメンバー達。世界中がゴジラに注目し、その動向を注視していた国連は、ゴジラ撃退のために核兵器の使用を認めてしまいます。日本政府は、日本で3発目の核爆弾が爆発するかもしれないという、とんでもない事態に追い込まれます。そんな時、ゴジラの血液を凝固させることが可能であることがわかり、名付けて“ヤシオリ作戦”を実行することに…!!

ゴジラの出現は、最大級の災害に似た日本を揺るがす非常事態

総理大臣も防衛大臣もゴジラの攻撃に合い、臨時内閣が発足されたり、360万人の都民をどう疎開させるのかなど、映画のストーリーとして面白い以上に、有事の際の恐さを体現するシミュレーション的要素も描写されます。頻繁に明朝体テロップが挿入されるせいもあって、ただならない空気に包まれるというか、実際に起こりそうな展開というか、フィクションだとわかっていながらも、現代の恐怖がリアルに迫ります。巨災対はじめ、作戦の最前線にいる人たちが“日本と国民を守る”ことを最優先にして、プロフェッショナルな仕事を遂行することにひたすら感動!

ヤシオリ作戦では新幹線や在来線が対ゴジラ兵器に!?

大量の爆薬を積んだ列車の車両を、ゴジラに体当たりさせる《無人新幹線爆弾》と《無人在来線爆弾》という兵器も登場し、文字にすると荒唐無稽な印象を受けますが、東京駅付近で線路を跨るように陣取るゴジラに、車両が突進する様が物凄いインパクト! 身近な電車や見慣れた車両が、日本を救うためにゴジラに向かって突っ込む姿に肌が粟立ち、 最後はホイールローダーやタンクローリー、ポンプ車などの“働くクルマ”の大連隊がゴジラを取り囲み、作戦の最終段階を迎えることに…!!

「残った者で、やることをやるだけだ!」

「残った者で、やることをやるだけだ!」という矢口のセリフで、それぞれが死力を尽くすこの作品には、現在第一線で活躍している映画人が集結し、あらゆる技術を駆使し、ゴジラ復活のために“やることをやりきった”軌跡を見ることができます。本作は、今までに観たことのないゴジラ映画として賞賛され、第40回日本アカデミー賞で、最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞しました。

ハリウッドに負けていない、いえ、世界に誇れる空想特撮作品「シン・ゴジラ」。ゴジラを知らなかった子供から、初代ゴジラを観た世代にも、ぜひオススメしたい作品です!

(更新日:2017年4月20日)
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