優勝の翌年は最下位!? 不吉なデータあり…。日本ハム優勝翌年の成績を振り返る
優勝の翌年は最下位!? 不吉なデータあり…。日本ハム優勝翌年の成績を振り返る
 日本ハムが開幕からつまずいている。大谷翔平や中田翔のケガによる離脱、有原航平やレアードらの不振、さらにチーム全体で多くの失策をおかすなど、とにかく歯車が噛み合わない。 4月13日時点で4勝8敗のパ・リーグ最下位。

まだ勝敗云々を語る段階ではないが、近年は優勝の翌年の成績が芳しくないためにファンとしては心配なところだ。

 過去と同じ轍は踏んでほしくないが、確認のためにも近年のチーム優勝後の状況を振り返ってみよう。

◎優勝から最下位へ転落! 悪夢の2013年

 栗山英樹監督が就任した2012年は、絶対的エースのダルビッシュ有(現レンジャーズ)がメジャーに流出した危機を乗り越え、吉川光夫(現巨人)、中田翔、糸井嘉男(現阪神)らの活躍もあってリーグ制覇を成し遂げた。

 優勝の功労者である糸井の電撃トレードがあった翌2013年は、開幕からもたつき交流戦までに借金8。7月には勝率5割に戻したものの、勝負の夏にまたも低空飛行。8月以降は一度も浮上することなく最下位に沈んだ。

 ちなみに「優勝の翌年に最下位」という記録は、パ・リーグでは1980年から1981年にかけての近鉄に次ぐ2例目の屈辱だ(後に楽天が3例目となる)。

◎「下克上」の立役者? 0.5ゲーム差でCS進出を逃した2010年

 梨田昌孝監督(現楽天監督)時代の2009年は、ダルビッシュを軸とした先発陣と「無敗の守護神」武田久をトリとした磐石のブルペン陣に加えて、若手とベテランが融合した攻撃陣の活躍で2年ぶりに優勝した。

 翌2010年は開幕からいきなり黒星街道をひた走り、4月の時点で最大借金は14。オールスターゲーム前までに驚異的なペースで借金は完済したが、そこから突き抜けることはできず、最後の最後にロッテとのCS争いに敗れて4位に終わった。

 その後、1勝差でCS出場の権利を勝ち取ったロッテは、かの有名な「史上最大の下克上」で日本シリーズまでも制した。何と大きな1勝差だろうか…。


◎連覇、そして悪くてもCS。高値安定だった2006年から2008年

 ヒルマン監督時代の2006年は、同年4月に引退宣言をした新庄剛志の「SHINJO劇場」の大きな流れに乗って25年ぶりの優勝を果たした。

 翌2007年は開幕から黒星を重ね、4月下旬で借金は8。しかし、当時の球団記録である14連勝をするなど、一気にまくって球団史上初のリーグ2連覇を達成。

 2008年は多くの故障者に苦しみ、チーム打率と本塁打数がともにリーグワースト。さらに、ソフトバンク以外の球団に勝ち越せなかったにも関わらず結果は3位と、チーム状況からすれば上出来な結果だった。


 過去を振り返ると、優勝した翌年は少なくとも春先にもたつく傾向にある。

 そのまま沈んで最下位、巻き返して連覇、無難にCS圏内とあらゆるパターンが考えられるが、さて今季はどうなるだろうか?


文=サトウタカシ (さとう・たかし)

(更新日:2017年4月20日)

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