古舘「フルタチさん」3月打ち切り通告でフジと大モメ
古舘「フルタチさん」3月打ち切り通告でフジと大モメ
打ち切り宣告に「ノー!!」――。昨年11月にスタートしたフリーアナの古舘伊知郎(62)が司会を務める2時間枠バラエティー番組「フルタチさん」(フジテレビ系)が5日、同番組最低視聴率を記録。

同局の上層部がとうとう「3月末打ち切り」を古舘サイドに通告したが、猛反発に遭いモメているという。どんな番組を放送しても視聴率が取れない日曜ゴールデン枠をなんとかしようと、古舘を「三顧の礼」で迎えたフジだが、放送開始わずか3か月で終了を決める〝こらえ性のなさ〟では、モメるのも仕方ない!?

5日に放送された同時間帯で重なる他番組の視聴率は、「世界の果てまでイッテQ!10周年2週連続SP」(日本テレビ系)の22・5%、大河ドラマ「おんな城主直虎」(NHK)16・0%など強敵揃い。その陰に隠れたのがTBSとフジだった。

「この時間帯は『ザ!鉄腕!DASH!!』『イッテQ』がとにかく強い。フジが古舘を抜てきし、日曜夜7~9時のゴールデンタイムに鳴り物入りで始めた『フルタチさん』でしたが、まったく相手にならず、ついに5日には同番組最低視聴率の4・7%を記録してしまった」(テレビ関係者)

フジは昨年3月末、12年間続けた「報道ステーション」(テレビ朝日系)の司会を降板した古舘を三顧の礼で迎えた。

「報道番組は不自由だった」と振り返って〝卒業〟した古舘の久々のレギュラー番組として注目を集めていた。

「バラエティー番組のMCに帰ってきた古舘さんが、身の周りにあふれる〝ひっかかること〟を独自の視点でわかりやすく、おもしろく、エンターテインメント調でしゃべり倒す」とあおって盛り上げた。

古舘も放送開始前「非常に厳しい闘いだということだけはわかっていただきたい。めっちゃ強いですから、裏(番組)」と苦戦を覚悟していた。

昨年11月6日の初回こそ8・2%を獲得したものの、それ以降8%台は2回にとどまり、5~6%を推移し、1月15日放送分では4・9%に落ち込んでいた。

2月5日には同番組最低の4・7%を記録してしまい、フジ上層部は古舘側に打ち切りの方針を伝えるまでになったという。

別の制作関係者は「フジ側は古舘に『番組は好きなようにやってください』と約束したために、何も言えなかったのですが、日曜ゴールデンで4%台ではスポンサーは怒りますよ。しかも、古館のギャラは1本200万円といわれてますから、やるたびに赤字。フジはさすがに古館側へ『3月で打ち切りたい』と伝えたんですが、古舘サイドは『聞いてない!』といきなりの通告を一蹴し、合意には至っていない状況です」と語る。

数字が落ちたからといって、リニューアルをするでもなく、たった3か月で「打ち切り宣告」とはフジの「三顧の礼」も見掛け倒しとしか言いようがない。古舘サイドがヘソを曲げてモメるのも当然だろう。だが、他局の思わぬ動きが今回の打ち切りに大きく影響しているようだ。

「実は同じ時間帯の『クイズ☆スター名鑑』(TBS系)がひっそりと打ち切りになったのです。TBS上層部は1月22日放送の『クイズ――』の特番の視聴率で打ち切りを決めたのですが、それが5・8%だった。そしてライバルの裏番組が一つ消えた2月5日に『フルタチさん』は2回目の5%割れ。『クイズ――』は『フルタチさん』より視聴率を取っていたのに打ち切りになったのだから、もはや『フルタチさん』も打ち切りしかない。強気の古舘さんといえども、この数字では打ち切りを受け入れるしかない状況ですが…」(フジ関係者)

「報ステ」降板後、ゲスト出演した番組が軒並み高視聴率を獲得し、一時は〝数字を持つ男〟ともいわれた古舘だったが、やはり視聴者離れが著しいフジテレビでは、結果を出せていない。このまま打ち切りになったら、古舘の姿を今後フジテレビで見ることは難しくなりそうだ。

(更新日:2017年2月21日)

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