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キスで完結したFirst Loveから20年…輝き続ける宇多田ヒカル

UtaTen

絵日記に始まる、宇多田ヒカルの歌手人生



5歳の女の子は絵日記に「しょうらいはかしゅになりたいです」と書いた。それから10年後ー。インターナショナルスクールに通う15歳の少女宇多田ヒカルは本当に歌手になった。

デビュー曲『Automatic/time will tell』はダブルミリオン、デビューアルバムは約800万枚。「メガヒット」などという言葉では到底表現しきれないほど売れに売れた。

高校生活と並行して作られた最高の曲



これらの楽曲が、教室で授業を受けたり、友達とおしゃべりをしたり、進路について考えるなどの当たり前の高校生活と並行して作られていたことに驚く。(宇多田ヒカルはインターナショナルスクールを卒業後、コロンビア大学に進学した。)

経験を積んでキャッチーなメロディーや言葉を身につけてきたのではない。最初から完成していたのだ。最初から最高だった。あらためて楽曲も紹介したい。

キスで完結する初めての恋 / First Love




言葉のセンスが天才的すぎる。「タバコ」という単語と「flavor」という英単語を組み合わせて使うなんて、宇多田ヒカル以外の誰が考えるだろうか。

これが「タバコの味がした」と書いてしまったら、それこそ味気ないものになってしまうだろう。

日本語と英語がうまく溶け合って極上のfiavorを生み出している。

このワンフレーズだけで宇多田ヒカルが天才だということが充分にわかる。





切ないメロディラインに乗って、ラブ・バラードは佳境を迎える。

「忘れたくない」ことは忘れなくても良いだろう。心の中の「あなただけの場所」に初恋の人はいつまでもいて良いのだ。「いつかまた誰かと恋に落ちても」。

そして、初恋の人の心の中にも自分の場所があることを願っている。

いつまでも忘れたくない初めての恋。多くの人が経験した切ない恋を、天才的な音楽センスと言葉のセンス、伸びやかで澄み切った美しい歌声で宇多田ヒカルは表現した。

『First Love』という曲そのものが、いつまでも心の中に残っている。

海老フライと子どもの愛情を取り合っている? / ぼくはくま



2006年秋にNHK「みんなのうた」で、ほのぼのした「くま」のアニメーションとともに放映された『ぼくはくま』。



赤ちゃんや小さい子どもが大大大好きな、同じ言葉の繰り返し。テレビにかじりついて見ている様子が目に浮かぶようである。赤ちゃんの時に見せていたら、初めて話す言葉は「くま」になりそう。



海老フライがライバルということは、子どもの愛情を取り合っているのだろうか。(子どもたちは、たいてい海老フライが好きなのだ。レストランのお子様プレートには必ず海老フライが入っている。)

前世も子どもが大好きなチョコレートだったのなら「くま」の勝ちだろう。



子どもと一緒に寝ている「くま」。「くま」と子どもが「まくらさん」に挨拶するという「小さい子あるある」の様子。子どもにとっては「くま」も「まくらさん」も完全に生きていて、心があるのだ。

そんな平和で温かな、小さい子どもと「くま」とママのいる風景。なんだか涙が出てきそうだ。

宇多田ヒカルも小さなわが子に日本の子守唄を歌って聴かせたという。この歌を聴いた人たちが、今度は子どもに「ぼくはくま」を歌って聴かせている。子どもたちもきっと一緒に歌っている。

運命によって結ばれた「共に生きる」恋 / 誓い





2018年に発売されたアルバム『初恋』から『誓い』を紹介しよう。
この曲はゲームソフト「KINGDOM HEARTS Ⅲ」のテーマソングである。



運命によって結ばれた恋。この曲は、結婚式で使われることも多いそうだ。真っすぐで素直な言葉が、晴れの日にふさわしい。「同じ色の指輪をしよう」は素敵なプロポーズだ。

そして後の歌詞でその指輪は「朝日色」だとわかる。これから始める二人での新生活にぴったりの色。



何度キスしたっていい。キスから始まる夫婦としての恋。

この二人の生活が朝日色に輝き続けるものであって欲しいと誰もが願うだろう。

「人間活動」のための音楽活動休止と再開



デビューアルバムが発売された後も、新しく発表したアルバムすべてがチャート1を獲得するなど、宇多田ヒカルは輝かしい活躍をした。テレビ番組や映画、CMへの楽曲提供は枚挙にいとまがない。

Utada名義で全米で発売したアルバムは米Billboardで100位以内にチャートインし、世界を舞台に活躍している。

そして、2010年「人間活動に専念したい」として音楽活動の休止期間に入った。

具体的な「人間活動」の内容として、複数のラジオ番組やテレビ番組で語っているが、それらを総合すると、やりたいことは「運転免許取得」、「ボランティア」「バイト」など。「得意でないことにも挑戦したい。そういった経験によって成長したい。」との思いがあったようだ。

やはり、一般的な同年代の人たちと比べて、活動を制限されることが多かったのだろう。
【待望の報告!】宇多田ヒカル アーティスト活動再始動に3万Tweet突破!

2016年にNHKの連続テレビ小説、「とと姉ちゃん」の主題歌を担当したことで、音楽活動を本格的に再開する。人間活動の期間中に、自身もファンである偉大な母、藤圭子が亡くなり、その後、母にも紹介していたイタリア人男性と結婚、男児を出産した。

この妊娠とわが子の存在が活動再開のきっかけとなった。活動再開に多くのファンが喜びのメッセージを寄せている。

包み込むような母性を感じさせる


活動再開後の宇多田ヒカルからは、包み込むような母性的な雰囲気が感じられるようになった。赤ちゃん特有の甘い匂いや、小さい子どもがまとわりつく日常を連想させるような。

宇多田ヒカル&Skrillexの『Face My Fears』は米Billboard Hot 100にランクインして、大きな話題となった。

これからも、その美しい楽曲で多くの人を楽しませてほしい。

TEXT:三田綾子

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