「育ちが悪い」と思われる人の特徴
「育ちが悪い」と思われる人の特徴
「育ちがいい・悪い」がネットを賑わせることが多くなりました。いわゆる不寛容社会というものでしょうか。それとも「他人のふり見て我がふり直せ」と、見知らぬ人が母親代わりに言ってくれるありがたい風潮なのでしょうか。

いずれにせよ「この人、育ちが悪い」とは誰しも思われたくありません。ささいなふるまいで幻滅されたくない人が注意すべきポイントについて、調べてみました。

●クチャラーについて、どう思う?

 会食の席は、「育ち」がもろに現れる場所のようです。とりわけ嫌われるのが「音を出して食べる」と「箸づかいがなっていない」、そして「食べ方が汚い(魚など、食べた後のお皿がぐちゃぐちゃ)」の3パターンです。

 なかでも「音を出して食べる」のは、「クチャラー」とさえ呼ばれてしまう嫌われっぷり。たしかに耳ざわりかもしれませんが、音を立てて食べてしまうのには、いくつか理由があります。鼻呼吸ができない人、噛み合わせが悪いいわゆる「出っ歯」や「受け口」の人、部分入れ歯が気になる人などは、噛むときに口を閉じておくことがむずかしく、くちゃくちゃ音が出てしまいやすいとか。

 ヨーロッパ随一の名門ハプスブルク家の家系は、代々「受け口」が特徴だったそうです。すると「クチャラーは育ちが悪い」というのは、「眼鏡をかけた人は頭がいい」という程度の思い込み、とも考えられるのではないでしょうか。

●「歩き食べ」と「歩きスマホ」、どっちが気になる?

 「歩きながら食べるなんてありえない」という意見も多いですね。もちろん食事は座ってゆっくり食べたほうが消化にもよく、見た目もいいのは当然です。

 でも、脇目もふらず一生懸命パンやおにぎりを食べながら歩いている人には、一種の切実さが感じられます。歩きスマホも同じで、初めて行く場所を必死に確かめながら歩いている分には、あまり不快な感じはしないのではないでしょうか(ただ歩きスマホは迷惑や危険を伴うこともあるので十分に注意を)。とりあえず、なんとなくダラダラ自分の世界にふけるのが、他人に嫌われる理由なのでしょう。

 スマホのような機器の使い方は、これからいろいろな線引きができていくでしょうが、スマホを見ながらベビーカーを押す親に「育て」られた子どもはどうなっていくのでしょう。気になるところです。

●電車内で気になるマナー

 混雑していようといまいと、電車は公共交通機関の代表。「泣く子を乗せるな」という極端な説も出ましたが、最低限の思いやりは残したいですね。「電車で化粧」は他人が迷惑か否かの問題ではないですし、新幹線の中で前の座席などに足を載せてくつろぐのも快適なのはご当人だけでしょう。

 9月に行われたアメリカ大統領選第1回テレビ討論後、アメリカでは「トランプの鼻すすり」が嘲笑を買いまくりだったと言います。日本では人前で鼻をかむのが無作法とされていますが、欧米では鼻をすすってしまうほうがよほど評判が悪く、「お里が知れる」行い、ということですよね。

 万が一あなたが、気にもとめていない誰かに「育ち」を指摘された場合には、「あ、自分、帰国子女ですから」と冗談半分に開き直ってしまうのもスマートな方法かもしれません。

(更新日:2016年10月31日)
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