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泣きたいなら泣けばいい!ネガティブな感情との正しい向き合い方

アサジョ

 昨今のポジティブブームって行き過ぎていると思いませんか?

「ポジティブな自分でいなければ!」「そのためには自己肯定感を高めなきゃ!」「ネガティブ根絶しなきゃ!」。そんな脅迫的なまでの心理からか、神社崇拝やツインレイ礼賛、方位や占いだけを信じる生き方をする人が増えているような気がします。

 でも、それって本当に幸せになれるの? 答えは“否”です。“幸せにならなければならない”的な焦燥感は、決して自分を幸せにしてくれません。それより、自分の深層心理をちゃんと見つめ、認め、癒やすことが大事です。それをネガティブ性質というなら、そのほうがかえって幸せに近付きます。

 そこで今回は、自分の“ネガティブ思考”との正しい向き合い方をお伝えします。失恋して絶望しているような暗い気持ちのあなたにお届けしたいです。

■暗い歌をたくさん聴いて絶望を否定せずに受け入れる

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 明るい歌を聴けば明るい気分に、暗い歌を聴けば暗い気分になります。とくに、失恋などの絶望的な心理状態のときには、暗い歌がズドーンと心の真ん中にやってきます。すると、ますます暗い気持ちになるのは必須。でも、その音楽を求めているならどんどん聴けばいいのです。泣けばいいのです。泣くことは「カタルシス効果」があるといわれ、元気になるためのひとつの大事な要素なのです。

■部屋を散らかるだけ散らかして寝たいだけ寝てしまう

 占いなどでは「部屋をきれいにすれば運気も上がる」といいますよね? でも、科学的根拠はあるのでしょうか? それに、元気なときならまだしも絶望しているときには部屋掃除どころではありません。それより、ネガティブな自分の気持ちに向き合うことがよっぽど大事です。部屋掃除が面倒ならそれは後回し。食べたら食べっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなしでもいいんです。ネガティブな気持ちのままにしばらくは過ごして、心の回復を待ちましょう。

■人の悪口をさんざん紙に書いて気持ちをスッキリさせる

 通常は、紙に書くのはプラスな事柄のほうがいいといわれています。それは本当で、プラス思考のほうがプラスの出来事が舞い降りてきやすいのです。でも、心が絶望してネガティブなときは非常事態。プラスのことなんて考えている場合ではありません。誰かの悪口や嫌な出来事、全部紙に書いてしまいましょう。紙を親友だと思って、なんでも話を聞いてくれる相手だと思って書き出すといいです。書くだけ書いたら、破り捨てるのがオススメです。

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