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高血圧アプリ体験で “塩対応” メニューを提供!有楽町駅前広場に「塩対応食堂」登場

TOKYO HEADLINE

 5月17日は、高血圧およびその管理を目的に創設された「世界高血圧デー」。そんな日を目前に控え、千代田区有楽町の有楽町駅前広場では、高血圧啓発イベント「塩対応食堂」が開催中だ。

 高血圧治療における生活習慣改善の重要性と正しい知識の啓発、生活習慣改善をサポートする高血圧治療補助アプリの理解を深めることを目的とした「塩対応食堂」。イベント中は一食あたりの食塩相当量を2g未満にした「塩対応メニュー」をふるまうキッチンカーをオープン。来場者は高血圧治療補助アプリを体験し、自分の塩分摂取レベルを認識した後「塩対応メニュー」を無料で楽しむことができる。

 高血圧治療補助アプリとは、高血圧についての知識や実生活に即した具体的な行動を提示し、正しい生活習慣を定着させて血圧を下げることをサポートするもの。STEP1で知識の習得、STEP2で行動の実践、STEP3で行動の定着を促す流れで構成され、イベントではSTEP1の一部コンテンツが体験できる。会場では日本人の食習慣や塩分摂取量、高血圧が体に及ぼす影響などを伝えるパネルが展示され、アプリでキャラクター「チサトさん」と対話することで自身の塩分摂取量を把握。塩分摂取量を記入したリーフレットを提示すると「塩対応メニュー」が提供される。

 提供メニューは「“塩対応” どんぶり」と「“塩対応” うどん」の2品。「“塩対応” どんぶり」はすりごまを混ぜ込んだ玄米ご飯、炒り卵、鶏そぼろ、グリンピースを乗せ、花形にんじんを添えた三色そぼろ丼。玄米ご飯にすりごまを混ぜ込むことで風味を出すことで満足感を高めている。「“塩対応” うどん」は塩分不使用の麺を使用して塩分量を大幅に下げ、だしをしっかり効かせることで物足りなさを感じさせない。レシピ開発は赤坂ファミリークリニック院長の伊藤明子先生、減塩料理の監修は日下医院院長の日下美穂先生が担当。会場では実際のレシピの半分量を各日約300食提供予定。

 イベントの実施にあたり、医師で医療機器アプリ開発を行うCureApp(キュアアップ)の佐竹晃太社長は「皆様が体調を崩して病院に行った時、通常であればお薬を処方されることが一般的。一方、生活習慣病のお薬は一度飲むとなかなかやめられない。できればお薬を減らしたいけれど、一人ではなかなか生活習慣を改善できないという方に対し、アプリと医師のサポートを組み合わせた “血圧チャレンジプログラム” が保険診療で行われる」と挨拶。

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 イベント名の「塩対応食堂」について「減塩対応した食事を皆様に提供して健康になってもらいたい、血圧を下げてもらいたいという温かみのあるイベントにしたい」と呼びかけた。

 高血圧啓発イベント「塩対応食堂」は有楽町駅前広場にて5月11日まで。12時~19時までで各日約300食、なくなり次第終了。同社の高血圧治療補助アプリは1000以上の医療機関で導入され、アプリを利用した血圧チャレンジプログラムは最大6ヵ月間。医療費は保険適用で3割負担の人が初回導入時に2910円、以降は2490円だという(5月10日現在)。

1食で食塩相当量約1.5gの「“塩対応” どんぶり」(写真はレシピの半分量) 1食で食塩相当量約1.9gの「“塩対応” うどん」(写真はレシピの半分量)

 
   

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