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若者による「ニッポンの通信簿」完成 得意科目は「文化」と「健康」、では唯一赤点を取った不得意科目は?

Sirabee

ずっと思っていました。「政党支持率」とか「内閣支持率」など、日本にいろんなあれこれに関する「各論」についての調査は溢れているけれど、「総論」についての調査が無いと。

つまり日本の「政治」「経済」「教育」……について「細かい話はともかく、全体としてぶっちゃけ、いいの、悪いの?」という。

いわば「政治」「経済」「教育」……などの「科目」についての「通信簿」がないと思っていたのです。それぞれの科目が「たいへんよくできました」と思われているのか、もしくは「よくできました」、いや「がんばりましょう」なのか――。

というわけで、調査してみました。題して「ニッポンの通信簿調査」。「政治」「経済」「教育」「文化」「自由」「平和」「健康」「優しさ」「楽しさ」「暮らしやすさ」という10項目、いや「10科目」と、さらにその総論=「総合評価」について、10点満点で回答してもらいました。

そんな調査の結果を集計して、各年齢層別の平均得点を算出して出来たのが「ニッポンの通信簿」です。

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特に知りたかったのは、若者(今回の定義は「10~20代」)による「若者の通信簿」でした。若者(という言い方もジジくさいのですが)は、ニッポンをどう思っているのだろう。彼(女)らが思う得意科目は、一体何なのか? それでは早速、調査結果です。

 
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■若者が見るニッポンくんの得意科目と不得意科目は?

まず、総合評価は6.78点でした。これは後述する全層のそれよりも高くなっています。私の予想よりもそうとう高く、ここだけ見れば――「若者はニッポンにあんがい満足している」。

ですが、問題は、個別の科目になると、この総合評価よりも下がることです。つまり通信簿的にいうと、若者にとってニッポンくんは「全体的に何となく出来る生徒だと思われている」けれど、「具体的に各科目の出来を見ていくと、それほどでもなかった」ということになります。いましたよね、そういう生徒。

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