不審者がいることを鳴き声で知らせてくれるのが番犬の役目の1つとされているが、全ての飼い犬が番犬に適しているのかと言えばそんなこともない。中にはフレンドリーで、訪れるものすべてをウェルカムしちゃう犬なんかも存在する。
南アフリカで暮らすゴールデンレトリバーは、アヒルの子が来ても家に入れないようしつけられているにもかかわらず、毛色が似ているからなのかどうかはわからないが、アヒルたちが家に入ろうとしても、「どうぞどうぞ」とお通ししてしまうようだ。
World’s Worst Guard Dog
番犬の役目を果たす気がないゴールデンレトリバー
南アフリカ、ケープタウンに住む一家はゴールデンレトリバーを飼っている。この家のそばに池があり、そこに住んでるアヒルたちが、家の中に入ってこようとするという。そこで飼い主は、犬にアヒルたちを家にいれないようしつけたのだが、まったく効果がなかったようだ。
目の前でアヒルの子供たちが家に入ろうとしても、「どうぞどうぞ」とばかりに、自分の横を通すことを許してしまう。
こうしてアヒルの子たちは家の中でおやつを探し回ることににまんまと成功。やはりゴールデンレトリバーというフレンドリーな犬にとって、番犬の役目は無理のようだ。
だがそこが彼らの魅力なんだから、これはこれで微笑ましいのかもしれない。
Written by parumo