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朝ドラ「虎に翼」5月10日第30話あらすじ 寅子(伊藤沙莉)らの偉業を新聞が大きく報道、不合格のよね(土居志央梨)は「いつか必ず合格する」と約束

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朝ドラ「虎に翼」5月10日第30話あらすじ 寅子(伊藤沙莉)らの偉業を新聞が大きく報道、不合格のよね(土居志央梨)は「いつか必ず合格する」と約束(C)iza!

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第6週「女の一念、岩をも通す?」(第26~30話)の第30話が10日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の猪爪寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が務める。

「虎に翼」第6週「女の一念、岩をも通す?」振り返り

昭和12(1937)年、明律大法学部で最終学年となった寅子が級友たちと挑んだ高等試験は女子が全滅、花岡悟(岩田剛典)ら男子2人が合格という厳しい結果だった。優秀な先輩の久保田聡子(小林涼子)すら口述試験で落とされたことに納得がいかない寅子たち。そんななか、同大女子部の新入生募集が中止になるという知らせが入った。普段はおとなしい崔香淑(ハ・ヨンス)がこの一報に激怒。教授の穂高重親(小林薫)らに猛抗議し、寅子たちも一緒に土下座して頼んだ結果、翌年の高等試験で合格者が出た場合は新入生募集を再開するよう方針が改められた。

翌年春、大学を卒業した寅子は、弁護士、雲野六郎(ドランクドラゴン・塚地武雅)の事務所で働きながら高等試験に再挑戦することになった。同じく不合格だった同志たちと、たびたび勉強会を開いて切磋琢磨したが、香淑が突如、朝鮮に帰国することなった。彼女の兄は思想犯の疑いがかけられ、日本にいづらくなり先に帰国。日中戦争の影響もあり、香淑が日本で勉強を続けることが困難になった。香淑は弁護士になる夢を諦めており、寅子たちの試験を見届けてから帰国するつもりだったと告白。寅子たちは、思い出づくりのために海へ行き、香淑を故郷へと送り出した。

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数日後、今度は華族令嬢、桜川涼子(桜井ユキ)も受験断念に追い込まれた。彼女の父が芸者と駆け落ちしたことで、家を継ぐためにやむなく男爵家の子息と婚約したという話だった。男装の学友、山田よね(土居志央梨)は、やり場のない怒りを爆発させたが、母の寿子(筒井真理子)を見捨てられないと涙を流す涼子の言葉に、寅子たちは何も言い返せなかった。

2度目の高等試験当日、寅子たちは涼子と香淑の思いを背負って試験に挑んだが、今度は最年長の同窓生、大庭梅子(平岩紙)の姿が会場にない。梅子を気にしながらも筆記試験を終えた寅子が帰宅すると、梅子からの手紙が届いていた。梅子は夫から離婚届を渡され、三男の光三郎(石塚陸翔)を連れて家を出ていた。自分たちのような立場の女性を守ってほしいという梅子の言葉に寅子は涙が止まらなかった。

寅子、優三、よね、轟太一(戸塚純貴)、中山千春(安藤輪子)が筆記試験を通過。あとは口述試験だが、梅子から思いを託された寅子は、残りの1カ月、先輩たちと想定問答を練習。よねの物言いに愛想がないことについて議論となり、前年の口述試験で不合格になった久保田は、自分が落とされたのはそれが理由で、合格のために自分を殺すことも必要かもしれないと振り返った。

寅子は前回の筆記試験の後、裁判官の桂場等一郎(松山ケンイチ)から言われた言葉を思い出した。受験した5人が手応えを感じていたが、桂場からは「同じ成績の男と女がいれば男を取る。それは至極まっとうなことだ。かなりの手応えなんて言っているうちは受かりはしない! 誰をも凌駕(りょうが)する成績を残さなければな」と指摘されていた。

口述試験の当日、いつもより早い月経に見舞われた寅子は最悪の体調で試験に臨み、不合格を確信してうなだれたが、その1カ月後、結果は見事合格。轟、中山、久保田も合格したが、優三とよねは不合格だった。優三は、寅子の偉業を祝福。そして自分は、これを最後に高等試験の受験を諦めると宣言した。今年は寅子のおかげで勉強もはかどり、本番では全力を出し切れたとし、「ここが潮時です」と述べた。今まで応援してくれた寅子の両親にもお礼を述べ、寅子を盛大に祝おうとした。複雑な気持ちの寅子に優三は「もっと喜ぼうよ」と明るく振る舞った。

働きながら1年間、死ぬ気で勉強し、友人と別れ、月経の痛みも乗り越えてやっと合格を勝ち取った寅子。しかし、その景色は想像していたものとはまったく違っていた。

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