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「これゴールだわ!」無情のオフサイド判定がVARで一転、逆転ゴールに変わった瞬間!後半終了間際、怒涛の連続得点でレアルマドリードがCL決勝進出を決めた奇跡の3分間

ABEMA TIMES

【CL】レアル・マドリード 2-1 バイエルン(5月9日/サンティアゴ・ベルナベウ)

【映像】一歩下がってオフサイド回避からの劇的逆転シュート

 突如現れたスーパーヒーローに首都・マドリッドが揺れた。レアル・マドリードのスペイン代表FWホセルが決勝ゴールを挙げたかと思われたが、まさかのオフサイドで認められず。しかしリプレイ映像で明らかとなった“一歩だけ踏んだステップ”が功を奏し、VARで確認した結果、ゴールが認められる大逆転劇となった。

 ベンチスタートとなったホセルは、1点を追いかける81分にピッチに登場。すると88分にはブラジル代表FWヴィニシウスが放ったミドルシュートのこぼれ球を押し込んで同点ゴールを決めた。

 迎えた後半アディショナルタイムに注目のシーンが訪れる。セットプレーの流れからボックス内でボールを受けたスペイン代表DFナチョがタメをつくり、左サイドに展開。ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの折り返しを、ホセルがゴール前で押し込んだ。

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 歓喜の勝ち越しゴールと思われたが、無情にもレフェリーの笛が鳴らされオフサイドでノーゴールに。しかし納得がいかないレアル・マドリードの選手たちはレフェリーに詰め寄る。すぐにVARと交信が行われた。

 リプレイで確認してみると、ナチョからリュディガーにパスが通ったシーンは問題なくオンサイド。さらにリュディガーからのパスシーンでも、ホセルが一歩だけ下がる動きを見せたことでこちらもオフサイドの網にかかっていないように見える。そのためABEMAのコメント欄でも「これオフサイドなくね?」「あれ?オンサイドじゃない?」「あっこれゴールだわ」とざわつき始めた。

 そしてオフサイド判定を受けてから80秒後、主審がゴールを認め、レアル・マドリードの選手たちはベンチメンバーも含めて全員がホセルの下へ走り出す。解説の安永聡太郎氏が「シーズン途中にチャンスを外しすぎて、ゴールを決めた後も喜ばずに謝っていました。そんな非常に苦しい時を過ごしてきた選手」と紹介する遅咲きのスペイン代表ストライカーを中心に歓喜の輪が広がった。

 結局このゴールが決勝点となり、レアル・マドリードが遅れてきたヒーロー・ホセルの2ゴールで逆転勝利。ドルトムントが待つ決勝へと駒を進めた。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)
 

 
   

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