1回戦を突破した大坂
画像提供:ゲッティイメージズ
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今大会、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)を利用して出場した大坂。同大会への出場は3年ぶり5度目で、最高成績は2019年の8強となっている。
この日の第1セット、開始から安定したサービスゲームを展開する大坂は第8ゲームでブレークに成功。直後の第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも1度のセットポイントを活かせずブレークバックを許す。
その後はお互いにサービスキープしタイブレークに突入。先にミニブレークを許した大坂だが鋭いショットを決めるなど主導権を握ると4ポイント目から6ポイントを連取し先行する。
続く第2セット、第2ゲームを2度のデュースの末にキープすると直後の第3ゲームでは4度目のブレークチャンスをものにしゲームカウント2-1とリード。その後は強烈なサーブを放つなどサービスゲームでブレークを与えず、結果的に6ゲームを連取し、1時間24分で勝利した。
試合後の大坂のコメントが女子テニス協会のWTA公式サイトに掲載されている。
「フォアハンドは私の最大の武器のひとつだから、ミスしてもあまり落胆することはないと自分に言い聞かせていたの。狙って外したショットは、良かれと思って打ったものだとわかっていたから。ただの緊張のせいかもしれないし、自分のショットを続けて、最終的には、あるいはうまくいけば入るようになるんだと自分に言い聞かせていた」
「(第1セットは)5-3までいってサービング・フォー・ザ・セットだったのに、それを失ってしまった。第2セットではもっといいプレーができたわ。明日の試合では、今日のミスから学んで、より良いプレーができるようにしたい」
2回戦で第19シードのM・コスチュク(ウクライナ)と顔を合わせる。今大会はシード勢が1回戦免除のため、コスチュクは2回戦からの登場となる。
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