ブラジル南部で4月から続いている豪雨では、空港や公共施設などが冠水するなど、被害が拡大しています。
南部の都市ポルトアレグレにある空港では駐機場が冠水し、まるで湖のようになっています。飛行機は機体の底まで水没してしまっています。また、市内のサッカースタジアムは浸水により泥のプールと化しています。
地元当局によりますとブラジル南部リオグランデドスル州で、4月末から続く大雨で洪水が発生し、7日までに90人の死亡が確認され、130人以上と連絡が取れなくなっています。
また、15万5000人が家を失い避難を余儀なくされています。AP通信によりますと、地元気象当局は州南部を中心に今後も激しい雨が降る可能性があると警戒を呼びかけています。(ANNニュース)