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旧ジャニーズ社員がTOBEに大量移籍!STARTO社の“独立性”を疑問視する一方でTOBEタレント起用の二枚舌

週刊実話WEB

旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

新規設立された芸能エージェント事務所・STARTO ENTERTAINMENTが、4月10日から本格始動した。

同社は昨年のジャニーズ事務所の性加害騒動を受け、かつて同社に所属していたタレントの活動をサポートするエージェント会社として発足。旧ジャニーズとの資本関係はなく、新規設立された別会社へタレントが一斉に移籍したという形だ。

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「タレントの処遇を巡っては昨年、サントリーホールディングス社長で経済同友会代表も務める新浪剛史氏が、『所属タレントが事務所を移籍することも一つの手段ではないか』と語るなど、財界やテレビ各局からタレントの移籍を求める声が相次いだ。STARTO社はこうした意見に沿って設立・運営されたわけです」(芸能ライター)

一方、移籍を求めたはずの当事者の反応は冷たい。

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NHKの稲葉延雄会長は、4月17日の定例会見にて、STARTO社に「関係性が重要になってくるわけで、分離ができているかが論点になる」とコメント。旧ジャニーズと完全に分離されているかを疑問視し、かつての所属タレントを新規起用しない方針を貫いた。

テレビ東京の石川一郎社長も、25日の定例会見で「まだ完全に移行しているわけではないでしょうし、そこら辺の見極めをした上で考えたい」などと発言している。

日本マクドナルドやアサヒHDといったスポンサーも、岡田准一、生田斗真、『Number_i』ら旧ジャニーズ退所者を起用する一方、STARTO社のタレントは起用していない。

いずれの対応からも、新規設立の別会社であるSTARTO社を、旧ジャニーズと〝一体〟と見ていることが分かる。

しかし『Number_i』が所属するTOBEは、テレ東の深夜ドラマに北山宏光が主演するなど、旧ジャニーズの空いた枠に入るがごとくオファーが相次いでいる。

だが、TOBEの実態はむしろ、各局やスポンサーが敬遠するSTARTO社以上に〝ジャニーズ的〟と言えるようだ。

スタッフもタレントも社長も社名もジャニーズ由来のTOBE

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