キャベツは大きく、外葉、内葉、中心葉の3つに分けられます。
このうち、一番外側にある外葉は分厚くて硬いため、捨ててしまう人が多いかもしれません。
では、キャベツの外葉はおいしく食べることができるのでしょうか。また、どんな料理に使えばいいのかも気になりますよね。
『嬬恋高原キャベツ』で有名な、群馬県嬬恋村(つまごいむら)にある『JA嬬恋村』に聞いてみました。
キャベツの外葉をおいしく食べよう
『JA嬬恋村』に「キャベツの外葉は食べてもいいのか」を聞いたところ、このような回答がありました。
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外葉は硬く、香りも青臭さがありますが、問題なく食べることができます。
とはいえ、外葉は食感が硬くえぐみも少しあるので、内側の葉のように生で食べるのは抵抗がありますよね。
どのような工夫をすれば、おいしく食べることができるのでしょうか。同じく『JA嬬恋村』によると…。
外葉を料理に使う際は、加熱するようにしてください。ゆでたり、蒸したりすることで食感が柔らかくなります。
また、細かく刻んで料理に使うのもおすすめです。型崩れしにくいので、キャベツの葉の形をそのまま残したい場合も、外葉は役立ちます。
外葉も立派な食材です。捨ててしまうのはもったいないので、ひと手間加えて食べてみましょう。
※写真はイメージ
ちなみに、『JA嬬恋村』のウェブサイトでは、さまざまなキャベツレシピを公開中です。
例えば、キャベツをニンニク、オリーブオイルで炒めた『ペペロンチーノ風キャベツ炒め』や、キノコやチーズを巻いたキャベツの葉を、さらに豚肉でくるんで焼いた『なんでも野菜のキャベツ豚肉巻き』などを紹介しています。
キャベツの外葉は、刻む、ゆでる、蒸すといったひと手間を加えることで、おいしく食べられます。
スーパーマーケットなどで、外葉がそのまま付いているキャベツを購入した際は、捨てずに食べてみてはいかがでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
取材協力 JA嬬恋村