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【日ハム】2年連続最下位はねのけ「快進撃」 選手間の定位置争いも起爆剤「我慢して起用する時期は過ぎた」

J-CASTニュース

日本ハムが2024年4月5日のオリックス戦(京セラドーム)で逆転勝利を飾り、貯金は今シーズン最多タイの4になった。

「実力至上主義」期待のホープたちを特別扱いしない

劣勢をはね返す力強さがある。

5日の試合では1点を追いかける8回に相手の守備の乱れで同点に追いつくと、松本剛のセーフティスクイズで勝ち越し。さらに水野達稀の2点適時三塁打でたたみかけて一挙4点を奪い、試合をひっくり返した。

新庄剛志監督が就任して2年連続最下位に沈んだが、攻守で野球の質が確実に上がってきている。

戦力層が薄いことが課題だったが、投打で万波中正、田宮裕涼、北山亘基、金村尚真ら若手が台頭し、アリエル・マルティネス・郡司裕也、田中正義、山崎福也ら外部補強した選手達がチームの核になっている。

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そして今年は、各ポジションで熾烈な定位置争いが繰り広げられている。実力至上主義で期待のホープたちを特別扱いしない。

野村佑希は開幕1軍入りしてクリーンアップでスタメン起用されていたが、打率.077と結果を残せず4月12日にファーム降格。

清宮幸太郎も4月19日に1軍昇格したが、左足関節捻挫で出遅れた影響なのかスイングに鋭さがない。9試合出場で打率.083と振るわず、登録抹消が決まった。

「この快進撃は一過性の勢いではない」

スポーツ紙記者は

「野村、清宮は新庄監督が就任当初に主力として期待された選手ですが、結果が出なくても我慢して起用する時期は過ぎたということでしょう。裏を返せば、野村や清宮がいなくても得点を取れる打線を形成できている。投手陣も安定していますし、この快進撃は一過性の勢いではない」

と分析する。

日本ハムの快進撃はしばらく続きそうだ。(中町顕吾)

 
   

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