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Snow Man 深澤辰哉、一歩ずつ着実に積み重ねるキャリア バラエティからドラマまで広げる活躍

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Snow Man

 5月5日、深澤辰哉が32歳の誕生日を迎えた。深澤といえばSnow Manの盛り上げ役の1人でもあり、MCや進行役としてグループをまとめているメンバーだ。バラエティ番組でも輝く面白さと、メンバーや共演者たちへの優しさを兼ね備えており、時には視野の広さを活かしたサポートもできるというなくてはならない存在。そんな深澤の誕生日をきっかけに、彼にとってのこの1年を振り返ってみたい。

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 深澤にとって昨年1年はさらに活躍の幅を広げた年となったのではないだろうか。バラエティ分野では今まで通り、いや、それ以上の活躍を見せてきた。グループの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)ではあいも変わらず進行役として活躍したり、ロケに挑戦したり。様々なチャレンジを楽しみながら取り組む姿が印象的だった。一方で、時には普段の姿からはあまりイメージにはない、人見知りの一面を発揮してしまう場面も。このギャップも彼の魅力で、さらに多くの人を虜にしたはずだ。それ以外にも準会員として出演している『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で頻繁に姿を見かけたり、隔週木曜日にレギュラー出演している情報番組の『ノンストップ!』(フジテレビ系)でスタジオを盛り上げたり。まさに順風満帆といったところだろう。加えて、ソロでバラエティ番組にゲスト出演することも増えたように感じる。例えば2023年12月14日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)にも深澤は1人で出演。予告編の時点で、お決まりのポーズを決めるもMCの山里亮太に「ちょっとダサいんだよなぁ」といじられたり、番組内では自身の恋愛観語ったりと、深澤らしさがたっぷり表されていた。

 そして、今年3月7日の『トークィーンズ』(フジテレビ系)に出演した時も語っていたが、学生時代のモテエピソードはもはや鉄板ネタ。これまでも度々語られてきたエピソードだが、ソロでバラエティ番組に出演した際に話すことでより広い層へも認知され、「深澤=おもしろキャラだけど実は爆モテする人」「リア恋枠」というイメージがついたようにも感じる。

 さらにこの1年はバラエティだけではなく、演技の仕事も積極的に行っていたことは深澤にとっての新境地だったのではないだろうか。そもそもこれまでは、どちらかといえばバラエティのイメージが強く、盛り上げ役として活躍してきた深澤。向井康二、佐久間大介とともに、ちょっとしたイジりを込めて“ドラマ班”とも自称していた。しかし、2023年10月クールは『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)、2024年1月クールは『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)と2クール連続でドラマに出演。さらに『今日からヒットマン』のスピンオフドラマ『今日からラブリーマン』(TELASA)では主演も務め、名実ともに“ドラマ班”となった。

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 約10年ぶりの地上波連続ドラマ出演、そして2クール連続でのドラマ出演とあり、演技力にも注目が集まったが、深澤らしさがよく伝わる演技力をしっかりと発揮。特に『春になったら』で深澤が演じた岸圭吾は、心優しくみんなから好かれる青年で、彼が持つ空気感を深澤らしく表現していた。「ありがとうございます」や「はい!」といったちょっとしたセリフは普段の彼の姿を彷彿させるほど自然で、持ち前の性格が上手く活かされていたのではないだろうか。今後さらに出演作が増えていくことにも大いに期待できる。

 Snow Manの最年長メンバーとして着実に一歩ずつキャリアを積み重ね、フィールドを広げ続けている深澤。彼にとって32歳も実りある1年になることを願う。

(文=高橋梓)

 
   

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