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驚異の爆増で登録者1500万人達成のHikakinTV、再生数とのミスマッチの“謎”

yutura

5月4日、「HikakinTV」のチャンネル登録者が1500万人を突破しました。HikakinTVが1400万人を突破したのは4月27日。それからわずか7日での達成ということで、ファンからは祝福の声とともに驚きの声も上がっています。

再生数は低下傾向なのに登録者が爆増

かつてHikakinTVでは、登録者が100万人増加するのに1年以上かかっていた時期もありました。それと比べると7日で100万人は異常とも言えるほどの爆増です。

しかし、いったいどういうわけでここまで伸びているのかは謎です。

というのも、登録者が爆増しているのに対して再生数が伸びていないからです。

以下は、HikakinTVの月間登録者数と再生数をまとめたグラフです。通常、動画が再生されないと登録者は増えませんので、再生数と登録者は似た傾向になります。ところがHikakinTVの場合、再生数は増えるどころか減少しているのに対し、登録者が急増しています。

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例えば、昨年8月は登録者が20万人増加しており、月間再生回数は約2億1200万回でした。一方、今年4月は、登録者が90万人増加で再生回数は約8600万回、5月は5日12:00時点で80万人の増加で、再生回数は約4800万回です。

登録者1人を獲得するのに要した再生数(再生数÷登録者数)は、昨年8月には1060回だったのが、今年4月は96回、5月は80回と、10倍以上効率的に登録者を集めていることになります。

他のトップクリエイターと比べてみると、HikakinTVと同じく4月に90万人増加した「じゅんや」(登録者数3550万人)と「さいとう」(同1770万人)の再生回数は、それぞれ約3億9300万回、約7億8700万回となっています。この2チャンネルが登録者1人を獲得するのに要した再生数は、437回、874回で、やはりHikakinTVの数値が突出しています。

ちなみに、ヒカキンといえば、公開後1日で1000万再生を突破した人気アニメ『マッシュル-MASHLE-』の再現動画が記憶に新しいところですが、この動画が公開されたのは5月2日のため、4月の増加とは無関係です。

ヒカキン本人は「海外バズ」に言及

この登録者の増加はヒカキン本人も異常と捉えているようで、1500万人達成の瞬間を見守った4日の生配信中には、「これヤバくない!?」「1年かけて100万人増やしてたのはなんだったん!?」と驚いていました。増加の理由について詳しくは語らなかったものの、「海外のほうでバズってるんだよな」「超バズってる」と、海外向けのショート動画が人気であることを明かしています。

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