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イカの身が青く変色してた! 意外な理由に「安心しました」「なるほど」

grape [グレイプ]

イカの身は白く透き通った色合いが特徴的です。しかし時折、白い身の中に青く変色した箇所が見られることがあります。

色合いや形からカビのようにも見えるため、食べるのをためらう人もいるかもしれません。

本記事では、青く変色する原因と変色した箇所が食べられるかどうかについて、パルシステムの公式サイトの情報を紹介します。

イカの身の青い変色の原因は…

イカの身は半透明で、白っぽい色合いが一般的です。

皮が残っている部分は赤や茶色っぽい見た目になっていることがありますが、皮をきちんと処理すれば白く透き通ったきれいな身が顔を出します。

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そのようなきれいな色合いだからこそ、一部が青色もしくは青黒い色に変色していると大変目立つもの。色合いや形などから「カビが発生している」と思う人も多いようです。

ヘモシアニンの変色現象によるもの

イカの身に見られる青色の変色はカビによるものではありません。パルシステムの公式サイトによると、『ヘモシアニンの変色現象』なのだそうです。

ヘモシアニンはイカやタコ等の体液であり、人の血液中のヘモグロビンに該当し、体組織に酸素を運搬する役割になっています。

色は無色透明ですが、人間の血液と違い、酸素と結合することで青色(青黒い場合もある)になり、さらに時間経過すると酸素と離れて無色になります。

パルシステム公式 ーより引用

人間の血液に含まれるヘモグロビンは酸素と結合すると赤くなるため、血が赤くなります。一方イカの血液は、ヘモシアニンが酸素と結び付くと青色になるそうです。

つまりイカの身に青い部分があるのは、イカの血液が身に付着したため。ヘモシアニンが酸素と結び付いたことで、身の上で青く発色しているのです。

白い身の一部が青く染まっていると驚きますが、酸素に触れてから時間が経過していない、鮮度のいいイカである証拠ともいえます。

「傷んでいる」「カビが発生している」などと誤解せず、ぜひおいしく食べてください。


[文・構成/grape編集部]

出典 パルシステム公式
 
   

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