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「昭和の家の窓ガラス」をノスタルジックな照明器具に かけがえのない「思い出」ごと変身させるステンドグラス作家に注目

Jタウンネット

2024年4月16日、Xに投稿された次のような写真が注目を集めた。

なんともお洒落なランプシェードやライトスタンドたちである。

しかし、どこか”懐かしさ”のようなものも感じられないだろうか?

というのもこれらの照明器具には、「昭和のレトロガラスを使ったステンドグラス」が使われているのだ。

「ステンドグラス モワノ stainedglass moineau」(@s_moineau)というアカウントから投稿された写真たちには1万7000件を超える「いいね」(4月19日時点)の他、こんな感嘆の声が寄せられている。

「ノスタルジックで可愛い」
「昭和ガラスをこんなふうにリメイクして残してくださるの、本当に嬉しい」
「懐かしくて美しい」

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昭和のレトロガラスをリメイクしようと思ったきっかけとは? Jタウンネット記者は投稿者に詳しい話を聞いてみた。

昭和ガラスには「想い出」がある

「昭和のガラスがこんなに素敵な照明に リメイクができる、ということを皆さんに知っていただきたくて投稿しました」

そう語るのは、アカウント「ステンドグラス モワノ stainedglass moineau」で投稿を行うステンドグラス作家・小林亜希子さん。

お客さんの家の建具にはまっていた想い出の昭和の窓ガラスや、自らコレクションした昭和ガラスから、ステンドグラスのランプを作っているという。

ステンドグラスの制作は25年ほど趣味として続けていたが、昭和のレトロガラスを使い始めたのは約5年前。プロの作家になってからだった。

小林さんがステンドグラス作家としての活動を始めたのは、19年11月。長野県下諏訪のしごと創生拠点施設「ホシスメバ」に工房を構えた。

そこで「昭和ガラス」(昭和時代に製造された建材用板ガラス)に出会い、「そうだ、このガラスたちでランプを作ろう!」と決意したという。

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