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ソシエダ、ラス・パルマス撃破で4試合ぶりの白星獲得! ベンチスタートの久保建英は89分から出場

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ソシエダ、ラス・パルマス撃破で4試合ぶりの白星獲得! ベンチスタートの久保建英は89分から出場(C)SOCCER KING

 ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・ソシエダとラス・パルマスが対戦した。

 ここまでのリーグ戦で13勝12分8敗を記録し、勝ち点「51」の6位に立つレアル・ソシエダ。現在ラ・リーガで3試合未勝利が続く同クラブは、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内となる5位アスレティック・ビルバオから10ポイント差をつけられており、一戦も落とせない状況でラス・パルマス戦を迎えた。前節レアル・マドリード戦で存在感を放った久保建英はベンチから出番をうかがう。

 試合は、序盤から支配率を高めるレアル・ソシエダが23分に大きなチャンスを作り出す。ハーフライン付近でボールを奪った流れから、細かくパスを繋いで左サイドに展開。オーバーラップしてきたハビ・ガランが浅い位置からアーリークロスを送ると、ゴール前に飛び込んできたミケル・メリーノが合わせたヘディングがクロスバーに直撃する。結果的にM・メリーノがオフサイドとなったものの、得点まであと一歩に迫った。

 すると、33分にレアル・ソシエダがスコアを動かす。中盤でボールを受けたベニャト・トゥリエンテスが、ターンから相手をかわしてドリブルを開始。右サイドへと送られたスルーパスにシェラルド・ベッカーが抜け出すと、DFラインとGKの間にダイレクトで入れられたクロスにミケル・オヤルサバルが反応する。シュートはGKに防がれたが、弾かれたボールがアレックス・スアレスに当たってゴールイン。オウンゴールでレアル・ソシエダが先制に成功した。

 攻勢を強めるレアル・ソシエダは、前半アディショナルタイムに右サイド深くでスローインを獲得し、ベッカーとDFのコンタクトによって生まれたこぼれ球をブライス・メンデスが回収。華麗なタッチで相手を翻弄しながらボックス内に横パスを送ると、ベッカーが角度の小さい位置から右足を振り抜く。豪快な一撃はニアサイドを打ち抜き、レアル・ソシエダが貴重な追加点を奪った。

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 後半開始直後の50分には、レアル・ソシエダが右サイドでコーナーキックを獲得し、ニアサイドへと送られたクロスにアンドレ・シルヴァが頭で反応。ボールはポストに直撃して跳ね返り、ジョン・パチェコがヘディングで押し込みネットを揺らす。しかし、判定はオフサイドとなり得点は取り消しとなった。

 レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、89分に久保を投入。短い出場時間ながら、後半アディショナルタイムには鋭い突破からPKを誘発しかけるシーンを作り出した。結局、試合はそのまま2-0で終了。レアル・ソシエダが4試合ぶりの白星を挙げた。次節、レアル・ソシエダは13日にアウェイでバルセロナと対戦。ラス・パルマスは11日にアウェイでマジョルカと対戦する。

【スコア】

レアル・ソシエダ 2-0 ラス・パルマス

【得点者】

1-0 33分 オウンゴール(レアル・ソシエダ)
2-0 45+1分 シェラルド・ベッカー(レアル・ソシエダ)

 
   

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