高尾駅から車で5分。南西側に位置する『高乗寺』敷地内に『喫茶 安下処(あんげしょ)』がオープンするという情報を知り、初日から行ってみました。思いがけず高尾の人気店とのコラボ商品が食べられたので紹介していきます。
蕎麦屋だった店を喫茶店にしてオープン
高乗寺敷地内の『龍雲閣』という建物のなかにカフェはあります。こちらから入りましょう。
建物に入ると左側に『安下処』と書かれた看板があるのですぐにわかると思います。ちなみに“安下処”とは『修行僧がお寺に入る前にわらじを脱いで身支度を解いて休息をする場所』という意味の言葉だそう。元々昨年3月まで約20年のあいだ同名で蕎麦屋をやっており、今回名前を変えずに喫茶店としてオープンしたということです。
和のスイーツが並ぶメニュー
平日と土日でメニュー内容が少し変わるのでご注意を。当面の営業日は水曜日(11:00〜16:00)と土日(10:00〜16:00)のみとのこと。
『ことらさんの発酵バターホットアップルパイ』や『おはぎ』を食べたい方は土日にうかがいましょう！
ことらさんの発酵バターホットアップルパイ 550円
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昨年5/1、高尾駅南口にオープンし人気となっている『パイ専門店ことら』の『発酵バターホットアップルパイ』をいただくことができます(土日限定)。店主が地元のものを提供したいと考えていたなかで、ことらに製作をお願いしたところ快く引き受けてくれたのだそう。
パイ表面の照りに食欲が掻き立てられますね。温かくてサクサクしたアップルパイに冷たくてなめらかなバニラアイスを乗せて食べる……。温度も食感も相反するふたつを同時に口に入れた時の幸福感は格別です。
クリームソーダ 550円
喫茶店映えしそうなクリームソーダがあったので注文しました。茶色を主体とした店内に薄緑色のソーダがとてもよく合います。
さきほどのアップルパイのアイスにも刺さっていましたが、クリームソーダにも乗っている丸い薄型のクッキー。絵柄がなんだか人の顔をさかさまにしたみたいでかわいらしいなぁと思って聞いてみたところ、高乗寺の『寺紋』なのだそう。『家紋』はよく聞きますが、『寺紋』もあるのだと初めて知りました！
自然を感じながら和やかにすごせる店内
店内はカウンター5席、2人がけのテーブル席が7卓、4人がけのテラス席が2卓となっています。蕎麦屋時代は高乗寺の敷地内という場所柄、来店するのはお墓参りの方がほとんどだったそうですが、それ以外の方にもぜひ来てほしいとのことでした。
これからの季節、テラス席がすごく気持ちがよさそうです。街の喧騒を離れ、鳥の鳴き声や川のせせらぎを聞きながら穏やかな時間を過ごしてみませんか！？
