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ソン・ガンホがピョン・ヨハンに寄り添う 『サムシクおじさん』ポスター&予告編公開

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『サムシクおじさん』©2024 Disney and its related entities

 5月15日よりディズニープラス「スター」で配信されるソン・ガンホ主演ドラマ『サムシクおじさん』の日本版ポスタービジュアルと予告編が公開された。

参考:ソン・ガンホ出演作にハズレなし! ポン・ジュノ、パク・チャヌクらに求められ続ける理由

 本作は、第75回カンヌ国際映画祭男優賞受賞のソン・ガンホが主演を務めるヒューマンエンターテインメント。ソン・ガンホは30年を超えるキャリアで初のドラマ出演となる。1960年代の激動の韓国を舞台に、謎の政治フィクサーであり、“サムシクおじさん”の愛称で呼ばれる男と、自国の運命をなんとか好転させようと奔走する野心あふれる理想主義的な青年キム・サンが、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えるという野望を抱きながら、欲望渦巻く中で奮闘する様子を描く。

 キム・サンは、奨学生としてアメリカ研修で経済学を学び、韓国を産業国家にする夢を持っていた。しかし、自分の力だけでは難しいと壁を感じていたところ、同じ夢を抱いているという“サムシクおじさん”と出会う。“サムシクおじさん”とは、家族を飢えさせないために、戦争中も毎日3食(サムシク)を与えたことに由来する愛称で、戦後の苦境にあえぐ韓国を、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えることを目標に、2人は不穏なパートナーシップを組むことになる。果たして2人の熱い思いは実を結ぶのか。サムシクおじさんの正体とは。

 “サムシクおじさん”ことパク・ドゥチルをソン・ガンホ、“サムシクおじさん”とパートナーシップを組んで韓国を産業国家にしようと奮闘する青年キム・サンをピョン・ヨハンが演じる。そのほか、“サムシクおじさん”をいいように使う次期指導者候補のカン・ソンミン役にはイ・ギュヒョン、キム・サンとともにアメリカ研修にも行ったが軍人になる道を選んだチョン・ハンミン役にソ・ヒョヌが起用された。映画『カシオペア』を手掛けたシン・ヨンシクが監督・脚本を務めた。

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 公開されたポスタービジュアルには、サムシクおじさんが、パートナーシップを組むキム・サンに寄り添っている姿が切り取られている。また、「激動の時代、誰もが異なる夢を抱いていた」というキャッチフレーズが表すように、正面を向いて笑顔のサムシクおじさんとは異なり、キム・サンも含めて登場人物たちが全員違う方向を向いている。

韓国ドラマ『サムシクおじさん』本予告
 また予告編は、「春夏秋冬、花は咲き、そして散る」とすべてを見透かしているような意味深な言葉を投げかけるサムシクおじさんとキム・サンの静かな対話から始まる。「サムシク」、「サムシクおじさん」、「おじさんのおかげです」と周囲から絶大な信頼を得ているサムシクおじさんことパク・ドゥチル。

 一方で、みんなに「お前なら、韓国を変えられる」と背中を押されたキム・サンが韓国の産業国家化のために「誰もが飢えることなく、三食食べられる国! それが韓国の進むべき道です!」と熱くスピーチする姿も。サムシクおじさんと様々な関係・同盟を結びながら、夢に向かってストーリーが錯綜していく様子が映し出されている。「私たちには同じ夢がある」とキム・サンに語り掛けるサムシクだが、「サムシクは怪しい」「何を企んでいるのです?」「望みは?」など疑惑も垣間見せる。

 映像には、脇を固めるイ・ギュヒョンやソ・ヒョヌをはじめ、少女時代のメンバーとしても活躍するティファニーことファン・ステファニー・ヤンも登場している。
(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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