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現役投手の日米通算勝利数ランキング 田中将大とダルビッシュ有が200勝へカウントダウン

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現役投手の日米通算勝利数ランキング 田中将大とダルビッシュ有が200勝へカウントダウン(C)SPAIA

田中将大とダルビッシュ有が「197」で並ぶ

プロ野球の2024年シーズンは日米で大記録達成に期待がかかっている。

楽天の田中将大が昨季終了時点で日米通算197勝を記録。NPBの119勝、MLBの78勝と合わせて日米通算200勝まで「あと3」として2024年を迎えた。

ところが、今季は4月末時点で一軍登板なし。昨年10月に肘の手術を受けていたとはいえ、オープン戦では3試合に登板するなど順調な歩みを見せていたが、3月20日のファーム戦で登板したのを最後に実戦から遠ざかっている。

そんな中、海の向こうで大記録へのカウントダウンをひとつ進めたのがパドレスのダルビッシュ有だ。

現地時間4月30日(日本時間5月1日)のレッズ戦で今季初勝利を挙げ、これがMLB通算104勝目。日米通算の勝利数は「197」となり、田中と同じく大台まで「あと3つ」に迫っている。

00年代後半から10年代前半のパ・リーグでしのぎを削った2人によるマッチレース。ダルビッシュがこのまま順調に勝ち星を伸ばして先輩としての意地を見せるのか、田中が早期復帰を果たしてもう一度前へ出るのか。今後の2人の動向を要チェックだ。



田中将大、ダルビッシュ有に次ぐのが185勝のヤクルト石川雅規。身長167センチの左腕は、青山学院大から入団22年目の2023年は2勝を挙げ、米田哲也に並んで史上最長となるプロ1年目から22年連続勝利をマークした。

180勝以上は上記3人のみ。4位はソフトバンクのベテラン左腕・和田毅で163勝。「松坂世代」のラストサムライとして、42歳になった2023年も8勝を挙げた。メジャーで5勝を挙げており、NPBのみでも通算158勝をマークしている。

また、今季からタイガースでプレーする前田健太も現地時間5月1日(日本時間2日)の試合で今季初勝利を挙げ、日米通算163勝で和田に並んだ。広島時代には2度の最多勝に輝くなど97勝を挙げ、渡米後も65勝をマーク。2021年9月にトミー・ジョン手術を受けたが、2023年に6勝を挙げて華麗なる復活を遂げた。今季この数字をどこまで伸ばすことができるか、こちらも注目だ。

登板間隔が中6日となり、投手の分業制が進んだことなどから極めてハードルが高くなった通算200勝。60人以上が達成している通算2000安打に対して、200勝は過去26人しか到達していない。次に達成するのは田中か、ダルビッシュか、はたまた別の投手になるのか。2024年は記録の面でも注目のシーズンとなりそうだ。

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