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BE:FIRST「異例スピードでドームツアー」もテレビ関係者が吐露した“認知度が上がらぬ背景”

アサジョ

 7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」が、さる4月20日と21日に京セラドーム大阪で「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”」を開催。昨年11月から全国9都市22公演を回った自身初のアリーナ・ツアーで約40万人を動員した。そのうち、さる3月2日、3日の2日間で約10万人を動員した東京ドームツアーに関しては、デビューから2年4カ月という異例のスピードでドーム公演まで上り詰めた様子を「ZIP!」(日本テレビ系)が密着形式で放送。

「BE:FIRSTがいつの間にドームツアー!?」と、今になって彼らの人気を認識した人も多いようだが、一連の公演の動員人数だけから見れば、“超売れっ子”と言うべき数字にしては、BE:FIRSTの認知度はまだまだ低い印象はぬぐえない。さるテレビ番組制作スタッフに言わせると、背景には、“あの事務所の存在”が見え隠れしているという。どういうことか。続けてもらおう。

「BE:FIRSTは“二軍”扱いに思えます。というのも、この春から旧ジャニーズ事務所に在籍していたタレントが以前の勢いを取り戻しているんです。まず、新たに新事務所『STARTO ENTERTAINMENT(以下、スタート社)』に所属となったタレントが出演するドラマが8本スタート。テレビ朝日系が一番多く、『Destiny』(亀梨和也が出演、以下同じ)、『特捜9』(井ノ原快彦、向井康二)、『Believe-君にかける橋-』(木村拓哉)、『東京タワー』(永瀬廉、松田元太)の4本、次いで日本テレビ系が『ACMA:GAME アクマゲーム』(田中樹)、『約束~16年目の真実~』(横山裕)、『街並み照らすヤツら』(森本慎太郎)。フジテレビ系が『お迎え渋谷くん』(京本大我、宮近海斗)でテレビ東京系が『95』(高橋海人)。さらに旧ジャニーズ事務所を辞めたタレントたちも『ブルーモーメント』(フジ系)、『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(テレ朝系)、『君が獣になる前に』(テレ東系)に、それぞれ山下智久、錦戸亮、北山宏光が出演しています」

 他にも佐藤勝利と田中樹がMCを務めるトークバラエティ「あべこべ男子の待つ部屋で」(日テレ系)が5月4日にスタートする。

「メディアは今でも旧ジャニースが大好き…という編成なんですよ。もう性加害問題のミソギもすんだだろうとばかりに、結局、若い男性のアイドル枠では、やっぱりスタート社の子で行こう!という結論になっているようです。確かに今、音楽番組やバラエティ番組、女性誌によく出てきているBE:FIRSTですが、メディアの人の好みによって、もっと出てもいいところに出ていない。これからまたスタート社への忖度が強まり“スタート社の逆襲”が業界を席捲する予感がします。『旧ジャニーズのあの騒ぎは何だったのか』と、仲間うちでよく話題に出ていますよ」(前出・テレビ番組制作スタッフ)

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 ただ、見方を変えれば、それほど旧ジャニタレントたちがここに来て“底力”を発揮している面もあるだろう。いずれにせよ、BE:FIRSTの真価が今こそ問われ始めている。

 
   

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