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「今年の初めからこの瞬間を夢見てきた」 大怪我乗り越えたエイブラハムがセリエAで決めた1年ぶりの一撃

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「今年の初めからこの瞬間を夢見てきた」 大怪我乗り越えたエイブラハムがセリエAで決めた1年ぶりの一撃(C)theWORLD

ルカク、ディバラに続く前線のピースに

昨季より続いてきた怪我による長期離脱を乗り越え、ローマにFWタミー・エイブラハムが戻ってきた。

4月より復帰していたが、ついに28日のナポリ戦で得点を記録。セリエAでは実に1年ぶりのゴールで、昨年4月23日のミラン戦で決めた一撃が最後となっていた。

伊『Tuttomercato』によると、エイブラハムも復帰後初ゴールに手応えを口にしている。現在のローマではロメル・ルカク、パウロ・ディバラが前線の中心となっているが、イングランド代表のエイブラハムも重要な戦力だ。

「今年の初めからこの瞬間を夢見てきた。重傷から復帰したんだ。(ナポリ戦は)勝利に繋がるゴールではなかったけど、チームメイトや家族と祝うよ」

5月2日にはヨーロッパリーグ準決勝1stレグでレヴァークーゼンと対戦する。未だ無敗を維持しているレヴァークーゼンは強敵だが、エイブラハムは無敗記録を止めたいと意気込む。

「良い試合になるだろう。僕は挑戦が好きだ。レヴァークーゼンはリスペクトされるべきチームだし、彼らは並外れたことをしてきた。でも、僕たちが彼らの無敗記録を破りたいと思っている」

エイブラハムにもチャンスは巡ってくるはずで、この一戦が事実上のファイナルと言っても大袈裟ではない。ローマのダニエレ・デ・ロッシ、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソと青年指揮官のバトルにも注目で、その一戦を前にエイブラハムにゴールが生まれたのは大きい。

 
   

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