戸塚純貴
東京・渋谷の繁華街の裏路地にある「とりかつ CHICKEN」は、ランチタイムを過ぎても多くの人であふれている。そんななか、黙々と揚げ物を食べているのが、俳優・戸塚純貴。ドラマや映画などで欠かすことのできない若きバイプレイヤーだ。
「ここに来ればいつも、ボリューミーで美味しいフライを食べられるんです。上京してすぐに住んだマンションがこのお店の近く。そのときからなので、もう13年くらい通っています。ここに来るたびに、俳優を始めたときの気持ちや失敗、楽しかったことなどいろいろな記憶が甦ります」
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放送中の連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)に、猪爪寅子(伊藤沙莉)が通う大学の法学部の学生・轟太一役として出演している戸塚。朝ドラに出演するのは、ひとつの夢だったという。
「長い期間をかけてひとつの役を演じることはかなり貴重な経験で、『いつかは』という思いは昔からありました。