店頭にはひっそりと並んでいたので、知らなかったら見落としてしまうだろう。
ちなみに、インソールも靴と同じように0.5cm刻みでサイズ展開されており、フィッティングしてジャストサイズのものを選んでくれるぞ。さすがビルケン……。
・疲れるパンプスに入れてみた
「ブルーフットベッド」はよく店で売られている普通のインソールと違って、コルクのような硬い素材でできているのが特徴。
かかとを包み込み、土踏まずのカーブを支えてくれるビルケンならではの履き心地が再現できる。
というわけで、あまりにもぺったんこ過ぎて、カワイイけどお蔵入りになっていたフラットシューズに合わせてみたら……。
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めっちゃ履き心地がよくなった! 取材で歩き回ることが多いので疲れる靴を避けたい自分にとっては願ったりかなったり……!
ちなみにスニーカーでも使えたので、コンバースのオールスターとか、VANSのスリッポンをコンフォートシューズっぽい履き心地にすることも可能。
試しにニューバランスの靴に入れてみたら、ビルケン×ニューバランスの魔改造で死ぬほど歩きやすい靴が爆誕してしまった……。
・注意点もある
難点があるとしたら、普通のインソールよりは大きめなので、バレエシューズのような細いシューズだとサイズが合わせづらい点。
また、ビルケンのサンダルを履いたことがあって、足に馴染んだ人なら使いやすいと思うけど、素材が硬くて返りがない(曲がらない)ので、好き嫌いは分かれそう。
ちなみに、柔らかい素材でできた「コンフォートインソール ビルコテックス」というのもあるらしい。
・持ってて損なし
貼り付け型じゃなくて着脱可能なのでひとつ買えばいろんな靴に使えるし4950円でもコスパ良しと言ってもいいんじゃないだろうか。
思い返せばエビちゃん系OLが大流行していた大学時代、バイト仲間の渡辺さんというギャルは毎日ヒールを履いてきていた。
「私、足痛くなるからヒール苦手なんだよね」と言ったら、渡辺さんがカッと私を見て「御花畑さん、何言ってんですか! オシャレは我慢っすよ!」と言ったのが忘れられない。
あんときの渡辺さんは超かっこよかった。しかし、あれから約20年経っても、根性なしの私はいまだに足痛いの我慢できてないのだった。
でも、我慢しなくてもヒールが履ける時代が来たかもしれないよ。渡辺さん元気かな……。