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機長飲酒で米帰国便欠航=滞在ホテルで警察沙汰―日航

時事通信ニュース



日本航空は26日、男性機長(49)が滞在先の米ダラスのホテルで酒に酔って現地の警察から注意を受ける騒ぎを起こしたため、搭乗予定だった現地発羽田行きの便を欠航にしたと発表した。
この便は現地時間24日午前11時5分に出発予定だったが、乗客157人の大半はアメリカン航空の便に乗り換えた。
日航によると、機長は22日朝に往路便でダラスに到着。同日午後6時ごろから別の機長や客室乗務員らと飲食店で飲酒し、ホテルに戻った後も飲酒を続けた。23日午前2時ごろ、ホテル側から騒音について注意を受け、飲酒はやめたが大声を出すなどしたため、通報された。
機長は乗務前12時間以内の飲酒を禁じる社内規定に違反していなかったが、同社は機長の心身の状態を確認する必要がある上、交代要員の手配に時間がかかることから欠航を決めた。機長は「気が付かないうちに酒が回っていた」と説明しているという。
日航は「乗務員の不適切な行為で大変ご迷惑をかけたことをおわび申し上げる」とコメントした。


 
   

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