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イ・ギュハン“ギヨン”が生きていた…数々の証拠が発覚、チンジンと捜査チームが形勢逆転<ずっとあなたを待っていました>

WEBザテレビジョン

オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、全話独占配信中のHuluプレミア「ずっとあなたを待っていました」。第13話では、生きていたギヨン(イ・ギュハン)が参考人として招かれ、捜査を覆すシーンが描かれた。本記事では、考察を踏まえながら第13話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)

■「ずっとあなたを待っていました」とは

本作は、韓国で注目の若手俳優とベテラン俳優が一堂に会することで話題を呼んだミステリーサスペンスドラマ。ある日、50年間大きな事件が起きていない平和な町で殺人事件が発生し、血気盛んな地元の刑事オ・ジンソンは、検事たちと共に捜査を開始する。そんな中、彼の家族が事件に巻き込まれてしまう。そして事件の真相を追い求めるごとに、自分の家族の隠された秘密や欲望が明らかになっていき、オ・ジンソンは衝撃の真実へとたどり着く――。

キャストには、「哲仁王后 ~俺がクイーン!?~」などのテレビドラマを始めバラエティ番組でも活躍が目覚ましい俳優ナ・イヌが主演の刑事オ・ジンソン役に抜擢。また、「アゲイン・マイ・ライフ ~巨悪に挑む検事~」といった話題作に出演し、注目の若手の1人とされるキム・ジウンが検事コ・ヨンジュ役を、「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~」のクォン・ユルがヨンジュの同僚検事のチャ・ヨンウン役を、ボーイズグループ・NU’ESTのレンがジンソンの弟・ジヌ役を務めている。

その他にも、ドラマ「愛の不時着」や映画「パラサイト 半地下の家族」などのヒット作に出演するチャン・へジンが主人公の母親ホン・ヨンヒ役を、時代劇「鉄の王 キム・スロ」やドラマ「優雅な一族」など数多くの作品に出演するぺ・ジョンオクがヨンウンの母親ユ・ジョンスク役を演じる。

■生きていたギヨン…兄弟のわだかまりは解けるのか?

前話のラストにて、思わぬ展開でギヨン(イ・ギュハン)と再会を果たしたジンソン(ナ・イヌ)。一方のヨンジュ(キム・ジウン)はウノ(キム・チョルギ)への尋問で、“ギヨンが隠し持っていた動画がウノの計画的な犯行の裏付けになる”と追い込んでいく。

またジョンスク(ぺ・ジョンオク)からその動画を見せられたヨンウン(クォン・ユル)も、“殺人計画の重要な手がかりになる”と頭を抱える。そんな折、ジンソンらがジョンスクを緊急逮捕しにやって来る。しかしヨンウンの手前、ジンソンは手錠はかけずに連行して行くのだった――。

検察庁では、今回の緊急逮捕に踏み切った理由となったギヨンを参考人として呼んでいた。実はジョンスクに“ギヨンを始末しろ”と指示されていたウノだが、彼は自己判断でギヨンを生かしておき、ヨンウンへ送る遺書の動画を撮影させていたのだ。

説明を求められたウノはギヨンの拉致監禁については認めたが、ジョンスクの関与は否定。ジョンスク自身も一切の関与を否定した。

一方のヨンウンは、ギヨンが生きていたことで連続殺人に関する追加調査を申し出て、ギヨンへの聴取を行った。そこで分かったことだが、実はギヨンはジヌ(レン)に自ら接触し、一連の連続殺人事件の犯人にでっち上げたそうだ。

ヨンウンは、ギヨンがジョンスクの計画を知った際に「僕に話してほしかった」と伝えるが、ギヨンは“話したところで何も変わらなかった”と告げる。

さらにギヨンはチャ家に来た際、“ヨンウンが本当の兄弟だったら良いのに”と思っていたが、ジョンスクの計画を知ってすべてが崩れ去ったと振り返る。それでも兄弟のように戻りたいと願うヨンウンに対し、ギヨンは「俺を忘れて生きろ」と拒絶するのだった――。

■ギヨンの“復讐を決意した理由”が明らかに…

ギヨンの取調室にジンソンが入ると、愛する弟の殺人計画を企てた男を前にして、ジンソンは冷静に復讐の発端を聞く。するとギヨンは母親の葬式後、ホ弁護士の母親から 「ソラ(ギヨンの母)はチンジンが送った薬物のせいで死んだのかもしれない」「チンジンの会長が父親かもしれない」と聞かされたことを告げる。

ギヨンは最初、母親はジョンスクの嫉妬により殺されたと思っていたが、ジョンスクの部屋で“ギヨンをヨンウンのドナーにする計画書”を見つけてしまい、ジョンスクが自分をヨンウンのドナーにしようとしていることを知る。また母親が殺された理由については、「自分が死んでも家族がいなければ気にする人がいないから」と語った。

一方ヨンジュによるジョンスクへの尋問はさらに続き、ウノとマリーが交わした契約書について最初は“ウノの独断”だと否定していたジョンスクも、参考人としてマリーが入室し“ウノからの契約書はマリーと協議したもの”と供述したことで、いよいよピンチに陥る。

しかしその時、検事総長の判断でいったんジョンスクを釈放し在宅起訴することに。悔しがるヨンジュだったが、ジンソンらの捜査で「AGAIN PROJECT」の存在を知らされる。それは糖尿病を抱えるクリスという投資家がチンジンに多額の寄付をし、その見返りにドナーを見つけてもらうというものだった。そしてそのドナーは、保健福祉委員長のミンギュの父・ペ議員に賄賂を送り、その見返りに提供された“移植に適した患者”だったのだ。

その頃ヨンウンは、ジヌが入院していたVIP病棟のカメラを入手。再生すると、そこにはジヌの病棟に佇むジョンスクらしき人影が映り込んでいた――。

■ジヌに手を下したのはジョンスクなのか?

同話のラストでは、手術を終えて眠っていたジヌのもとへやって来たのは、ジョンスクであることが判明。映像を見てショックを受ける様子のヨンウン。それもそのはず、ジヌを脳死状態に追い込んだのはジョンスクの指示であることはもちろん、ジョンスクがジヌに手を下した可能性があるからだ…。

ヨンウンはジョンスクが事件に関わっていたことを知ってから、家族のために何かとアドバイスをしてきたため、この証拠を検察に提出するか否かもポイントになってくる。そしてもしこのことが検察側に渡れば、ジョンスクは最悪死刑などもあり得るのではないだろうか。これまで頑なに無関与を続けてきたジョンスクは、ヨンウンへの歪んだ愛をもって最後に何を語るのか気になるところだ。

また、今回生きて現れたギヨンにどのような罪が下るのかも注目ポイントとなる。いくらジヌを服役させるためだからといって、連続殺人を犯し、その罪を他人に被せる行為はあってはならないことだ。

ギヨンも“ヨンウンのドナーになるため生かされてきた”という辛い過去を持つが、犯した罪に対してはきちんと償うべきだろう。次回がいよいよ最終回。最後まで目が離せない展開となっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

 
   

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