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■11回1アウトまで投球当時の状況についてスタッフは「これは5月12日なんですが、当時巨人の投手陣は好調だったようで、4月25日まで鹿取さんの出番がなかったみたいで。そういう事情もあって鹿取さんを先発起用したようです」と説明する。
続けて「投球内容なんですけど、9回まで無失点。巨人打線も沈黙して0対0。延長に入っても鹿取さんが投げて、11回1アウトで降板。123球で被安打6、3塁を踏ませない投球した」と話した。
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■東京六大学で対戦した鹿取氏に…鹿取氏と東京六大学野球で対戦していた江川氏は「もともと明治大学で良いピッチャーだったからね。ど真ん中でも変化するような」と振り返る。
さらにスタッフに対し「何勝してるの? 鹿取って。5勝くらい?」と質問する。これに「実働19年、ショートリリーフも含めて91勝41敗131セーブ」と紹介した。
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■鹿取氏の通算成績に驚き江川氏は鹿取氏について「91勝? リリーフのイメージが強いからね。まあクセ球だったから、真ん中でも変化するから、打ちづらかった。学生時代」と振り返る。
そして「思ったより勝っていました。すいませんでした。活躍していたんだね」と謝罪した。
■巨人と西武で活躍
鹿取氏は明治大学で島岡吉郎監督に鍛えられ、1979年巨人に入団。おもにリリーフ投手として巨人を支えた。
1990年に当時常勝軍団だった西武ライオンズに移籍。抑え投手として活躍。チームの5連覇に大きく貢献した。とくに1992年には10勝1敗16セーブと、驚異的な成績を残している。
■江川氏が鹿取氏を語る (文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)