通算177本塁打をマークする大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の価値について、ネット上で議論が巻き起こっている。
現地4月23日に開催されたワシントン・ナショナルズ戦で、特大弾を右翼席上段に叩き込み今季6号ソロを記録した大谷。開幕から25試合に出場し、36安打、6本塁打、14打点で、打率.364、OPS1.107と好成績を残しながらも、その価値を下げようとする向きがあるのも事実だ。
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と言うのも、今季の得点圏成績は著しく低く、23打数3安打で、打率.130とチャンスをことごとく逃しているのだ。23日の一発は圧巻だったものの、2点リードした9回先頭で回ってきた場面と、ストレスがかからない状況であった。
そんな大谷の凄さをドジャース専門ポッドキャスト番組『Locked on Dodgers Podcast』のジェフ・スナイダー記者が力説する。「ショウヘイ・オオタニのキャリアでは177本塁打のうち、115発が2点差以内の場面で放った。そのうち74本は同点に追いつくもしくは勝ち越しの一打だ」とデータを開示したうえで、「かつて彼を愛した人たちが、意味がない本塁打とでっち上げる悲しい場合に備えて」と反論した。
今シーズンは始まったばかりで、サンプル数が少ない。キャリア全体で背番号17の成績を見れば、決して“チャンスに弱い”とはならないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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2024年4月25日