「幸い大事には至らなかったが、各方面から万博開催の安全性を疑問視する声も上がり、さらに評判を落としているのです」(同)
万博の不評ぶりとともに、維新の政党支持率も急降下。昨年の春ごろには約7%近くあったが、今年2月には半数まで落ち込んでいる。
こうした背景もあり、〝ブロック化〟は万博批判から目をそらすために打ち出した苦肉の策とみる向きもあるようだ。
「維新は大阪都構想の住民投票で2度否決されてはいるが、どちらも僅差。逆に維新の存在感や勢いはその後に増していった。都構想を実現するため、府知事と市長のダブル選挙に挑む姿勢も大阪の住民には支持された。今回の横山市長の〝ブロック化〟は、形を変えた都構想と捉えられていますからね」(大阪市議会議員)
一石二鳥か、二兎を追う者は一兎をも得ずか。
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