そんな真っすぐな男たちが多く登場する『ヴィンランド・サガ』は、不良漫画の金字塔「クローズ」及びに「ワースト」と同じニオイがしなくもない。女性キャラも比較的多いが、男臭さにもグッとくるストーリーだ。
そして何より『ヴィンランド・サガ』は愛の物語。愛と言えば、そう「北斗の拳」である。悲しみとは何なのか? 憎しみとは何なのか? そして愛とは何なのだろうか?
加えて「人間が生きていく意味」を深く掘り下げていくのが『ヴィンランド・サガ』の基本骨子なのだろう。魅力的なキャラクターやアクションだけに留まらない深い精神性、これこそ『ヴィンランド・サガ』の魅力である。
……と、まだ読み始めて1週間ちょいの私が言うのも何だが、とにかく『ヴィンランド・サガ』は面白い! 漫画は好きだけど何がおもしろいのかよくわからないという人に『ヴィンランド・サガ』はマジでオススメだ。
参考リンク:アフタヌーン「ヴィンランド・サガ」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.