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稲垣吾郎、三宅健の“SMAP愛”が引き寄せた再会 語られた本音は「もっと一緒にやりたかった」

Real Sound

 同じ時代に同じアイドルグループとして活躍してきたものの、なかなか共演することが叶わなかったSMAPとV6。三宅は先述したライブ配信でも「『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の『BISTRO SMAP』のゲストとして出られなかったことが悔やまれる」と話していたほどだ。

 そんな三宅の思いを汲み取ってか、稲垣が「もっと一緒にやりたかったね。20代30代の頃も。40代の頃も、もちろん」と切り出すと、「これからいっぱいできるから」と嬉しい提案も。さらに6月22日、23日に東京・有明アリーナにて予定している三宅の単独コンサートに「行くね。絶対行く、これは!」「ファンのみんなと一緒に僕も盛り上がっちゃう!」と約束を交わし、また楽しみがつながる形となった。

■三宅健が語ったラジオ出演後の本音「泣きそうになっちゃった」

 番組中ではコンサート観覧のみならず「一緒にストレートプレイがしてみたい」と舞台共演に思いを馳せたり、お互いに植物のある生活を送っていることから、今後もゆっくりと丁寧で美しいアイドルらしい生活をしていこうと意気投合していた稲垣と三宅。オンエアがあっという間に終わってしまったと感じたのは、リスナーだけではなかったようだ。

 「もっと喋りたかった!」とは、4月18日に三宅のYouTubeチャンネルで配信された「【もぐもぐ配信】からの偉大なる先輩SMAPとの思い出話を振り返りつつ感情に浸る 2024.04.18」で語られた心境だ。「緊張したし、泣きそうになっちゃった。感慨深かったなあ」とあらためてしみじみと語る三宅だったが、心残りなのは稲垣の連絡先を聞けなかったことだという。

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 フランクで人懐っこい印象のある三宅だが、意外にも先輩相手にはグイグイ行くタイプではないという。そんな彼がSMAPのメンバーで最初に連絡先を交換したのが草彅剛だったという秘話も語られた。ところが、「SMAPがいろいろあって、剛くんの連絡先もわからなくなっちゃって」と残念ながら現在は連絡先は知らないのだという。

 今、三宅が連絡先を知っているのは中居と木村拓哉だそう。木村とは一緒に被災地へ向かった時に「健、QRコード!」と言われて連絡先を交換することができたと語った三宅。木村のYouTube動画を観た際には感想を送り、「あざっす!」と返事が返ってきたなど、交流が続いている様子を窺わせた。

 また、三宅にとって「尊先(尊敬する先輩の略)」である中居には、たまたまテレビ局で隣の楽屋だったことから、三度も往復してようやく連絡先の話を切り出すことに成功したのだそう。だが「俺、お前に用ねえから。連絡とかしねーべ!」と言われてしまった三宅は、自分の電話番号を台本の切れはしに書いて渡すのが精一杯だったとか。そこから2年ほど音沙汰がなかったのだが、三宅が事務所を退所するタイミングで連絡がくるという中居の粋なはからいに、「一生忘れない!」と嬉しそうに語っていた。

 6月、稲垣がコンサートに遊びにきた際には、今度こそ三宅は稲垣に連絡先を聞くことができるだろうか。また、TOBEでは他事務所アーティストのSNSフォローも制限がないのだという。もともと限られた人としか連絡先を交換しないことで有名な香取慎吾もInstagramでならダンサーやアーティストたちとメッセージのやり取りをしていると聞くため、もしかすると連絡を取り合うことも叶いそうだ。そうして新しい地図とTOBEが垣根を感じさせない共演が可能になれば、三宅も再び草彅と連絡先を交換することもできるのではないだろうか……。

 人生には別々の道を歩み始めたたことで、むしろ強く引き寄せられる縁もある。今回の稲垣の軽やかなトークを皮切りに、三宅がずっとSMAPの後輩としてかわいがられる未来がつながったような気がする。

(文=佐藤結衣)

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