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テレビ界「未曾有の放送事故」〈不測の事態〉菊間千乃「地上13メートル落下」にスタジオとの温度差

アサ芸プラス

 84年の「久米宏のTVスクランブル」(日本テレビ系)で、横山やすしが泥酔した状態で生放送に登場。繰り返し暴言を吐き、本番中にどこかへ消えることも。結果、番組を降板することになった。

「でも、やっさんとはそういうものなんだと思っていました。まだ社会も酒を断罪しない時代でしたから。やっさんはそれが許されるパーソナリティで、視聴者も喜んで見ていましたから。あれは放送事故ではない。許さなかったのは、あくまで制作サイドだけですよ」(掟氏)

 近年は、はなから酒を飲む番組も多くなった。昨年10月13日放送の「人志松本の酒のつまみになる話」(フジ系)では、吉瀬美智子(49)がビール、シャンパン、レモンサワーをチャンポンでがぶ飲み。あげく千鳥の大悟に絡み、「多分ね、気が合うのよ」と肩に腕を回し、「飲み行こ! このあと」と、周囲の目も気にせず猛アプローチを開始した。これなどはまぁ、かわいいものか。

 その点、江頭2:50(58)の振る舞いは、やっさんに通じる芸人の生き様そのものだった。

 01年7月30日に放送された「笑っていいとも」(フジ系)で、たびたび橋田壽賀子に芸を遮られたことで逆襲。「俺はお前が前から好きだった!」と強引に唇を奪ったのである。

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「現代だと性加害と取られかねないですが、大先輩に対して性的興奮を覚えて至った行動には見えなかった。制作サイドも出演させたらどうなるかわかっていたはずで、レギュラーを目指しているわけでもない本人はハプニングを起こしに来ていたんですよ。橋田先生は犠牲者でしたが、我々視聴者は大笑いしました」(掟氏)

 思いもよらぬ放送回は、いつも不意をついて襲ってくるのである。

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